ベンゾ減薬 経過記録 その4
主な症状は、動悸・肩こり・頭痛・眠気・息苦しさです。今回は、症状についてと、生活する上で心がけている事や毎日の過ごし方について書きます。
服薬量
2017年2月11日~2017年3月10日
ベンザリン 2mg 1錠+12/16錠(減薬率 12.5%)
ハルシオン 0.125mg 2錠 (減薬率 0%)
2017年3月11日~
ベンザリン 2mg 1錠+11/16錠(減薬率 15.6%)
ハルシオン 0.125mg 2錠 (減薬率 0%)
症状と対処
動悸は目が覚めた瞬間から夜寝るまで一日中続いています。動悸と言っても、たぶん普通の人が知っている動悸とは全く違うと思います。心臓全体と、脳・顔・首などの全血管がドンドン・ドクドクと強く不快に脈打つ感じです。前はすごくイヤでしたが、今はあまり気にならないこともありますし、つらくて仕方ない時もあります。動悸がつらくて、出かけるのはどうしようかなと思っても、出かけてみると案外大丈夫だったりします。
眠気はつらい時と、あまり感じない時があります。眠気がひどい時は目を開けていられません。つらい時は布団に入っています。布団に入っても、眠れる時もあるし、眠れない時もあります。眠気も、出かけたりすると大丈夫だったりします。
息苦しさは、時々感じることがありますが、普段はほとんど気になることはありません。眠気が強い時は、息苦しさも強いように感じます。
特別、原因や対策などは、あれこれ考えず、その時の気分や体調に合わせて過ごしています。仕事は辞めずに、週2日、出勤しています。
症状をあまり気にしなくなった理由らしきこと
3~4年通った精神科のデイケアでたまった本や紙類を処分したくて断捨離を始めました。身の回りに無駄なものが溢れている事に気が付きました。処分した結果、無駄なものに囲まれていると、ものすごく息苦しく、ストレスが溜まることに気が付きました。物だけでなく、人間関係の無駄も捨てようと思い、終活(エンディングノートを書くこと)を始めました。
終活を始めてみると、自分にとっていちばん大切なことが少しずつ見えてきました。自分にとって本当に大切な人は誰なのか、自分はどうしたいのか。そして、自分の思うように生きるために、他人に依存しない生き方を目指すようになりました。その結果、「やりたい事を、やりたい時に、やりたいようにやる」ことが少しずつできるようになってきました。
結局、今の自分があるのは、誰の責任でもなく、いろいろな場面で自分自身が決断した結果だと納得できたので、離脱症状も受け入れることができたんだと思います。
心がけている事
「やりたい事を、やりたい時に、やりたいようにやる」
日によって、また、1日の中でも時々刻々と体調が変化し、気分も変わるので、その時々で、できる事・やりたい事をやる様にしています。先の予定はなるべく決めず、やらなくちゃいけないという「義務感」で行動しない様にしています。
「話の通じる人と話す」
人それぞれ、関心を持っている事が違います。自分と相手とが共通して関心のある話をすると、話が通じ、盛り上がって楽しいです。ひとりでも話の通じる人がいると、他に話の通じない人がいてもテキトーに付き合えるようになります。但し、話が通じる事と、こころが通じる事とは、全く違うことなので、それは勘違いしないよう気をつけています。
「あいさつ」
以前、あいさつについてのブログを書きました。
あれから数ヶ月、私が目の前にいても、無言で出かけていった夫が、最近、ベランダで洗濯物を干している私に、わざわざベランダまでやってきて「行ってきます」と言ってくれて、本当にうれしかったです。自分が変われば、相手も変わるのだと、実感した出来事でした。
家族・会社の人・近所の人など、あまり付き合いたくないような人がいても、あいさつはするようにしています。なるべく明るく大きな声ですると、自分も気分がいいです。あいさつをするだけでずいぶん居心地が良くなり、自分の居場所ができるように感じます。
今の関心事と楽しい事
「政治」
新聞を読むようになって、いろいろなニュースを見聞きするうちに「どうして『国』というものができたんだろう」「『国』って本当に必要なんだろうか」と、疑問に思うようになりました。今は、本などを読んで、勉強しています。
「物作り」
文章を書くのが好きなので、ブログを書いています。会社では、勉強をさせてもらいながら、WEBサイトの製作に参加させてもらっています。知らなかった事を知ったり、できなかった事ができるようになるのは、とても楽しいです。
最後に
この先どうなるかは誰にもわからないけれど、毎日を大切にして、これからの人生を自分のために楽しく生きたいと思っています。
自己紹介
精神科通院歴22年。現在も通院中です。第2子出産後にうつ病を発症。薬を飲んでもうつ病は全く改善されず、考えられない程の大量処方で人格崩壊。双極性障害Ⅱ型にされました。
精神科医を信じて、一生薬を飲むつもりでしたが、ある人に「薬は飲まなくていい」と言われ、調べ始めたのがキッカケで、精神医療の闇に気付きました。
現在は、ベンゾジアゼピンのみ服薬中。
こころの病をささえるコミュニティサイト「ここでいっしょに」を制作中です。
悩みや苦しみ・情報を共有できる場を作りたいです。
プレサイトは
当ブログは、ベンゾジアゼピン減薬・断薬の経過記録です。
※情報が正しいという保証はありません。
※減薬・断薬の経過は個人的なものです。
[記:2017年11月11日]