ベンゾジアゼピン断薬への道のり

ベンゾジアゼピンの薬害や減薬・断薬のプロセスの中で思ったこと、性別役割分業意識とうつ病発症の関係について綴ります。

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

薬をやめるために大切なのは安心感【双極性障害 完治しました】

夫は、私が薬をやめて、約2年後に、向精神薬をやめることができました。ちょっとしたことで「今って軽躁かな?」「うつっぽい?」と聞くので、その都度笑顔で「そんなことないよ」と言い続けました。 夫は、私が薬をやめて、約2年後に、向精神薬をやめること…

製薬会社の宣伝に乗せられ、多剤大量処方でうつ病が悪化した【双極性障害 完治しました】

育児で疲れ果てて動けなくなっただけなのに、病院に行ったばっかりに、うつ病にされて薬を飲まされました。薬はどんどん増え続け、具合は悪くなる一方。薬をやめたら健康になりました 獨協医科大学越谷病院こころの診療科教授の井原裕先生が公益社団法人 日…

専業主婦とうつ病の二重の肩身の狭さ【双極性障害 完治しました】

今でこそ「うつ病」という病名は、だいぶ広まってきましたが、23年前は、あまり知られていませんでした。十分な休養が必要だったのに、健康な人と同じように家事をしなければなりませんでした。 そもそも、専業主婦という立場を希望していませんでしたが、過…

ずっとつらかった食事の支度【双極性障害 完治しました】

自分が無意識に持っていた性別役割分業意識によって無理に続けた家事が、うつ病の原因と治療の妨げでした。私は自分の経験から、自分が何に苦しんでいるのかに気がつくことができれば、うつ病も双極性障害も治るのではないかと思っています。 もともと、食べ…

仕事をやめて専業主婦になったことでうつ病に【双極性障害 完治しました】

​_​_ 私が結婚した約30年前は「男は外で働き、女は家庭を守るべきで ある」という性別役割分業意識が強い時代でした。専業主婦という立場はプログラマーとして働いていた私にとって、とても耐え難い環境でした。 プログラマー業界は、長時間労働が常態化し…

うつ症状がつらい時にしてほしかったこと【双極性障害 完治しました】

うつ病の家族にどう接したらいいのかわからないという声をよく耳にします。うつ病だった私が、当時して欲しかったと思うことを書きます。 とある集まりで、うつ病のご家族がいらっしゃる方からこんな言葉を聞きました。 「歯も磨かない、お風呂も入らない。…

うつ病発症から双極性障害完治までの大まかな経過【双極性障害 完治しました】

うつ病を発症してから23年、双極性障害と診断が変わってから約10年、気分安定薬をやめてから2年半、やっと自信を持って双極性障害は完治したと言える自分になれたと思います。発症から完治までの大まかな経過を書きます。 23年前に発症したうつ病で、ベンゾ…

自分だけの居場所が出来たことも完治の理由【双極性障害 完治しました】

​_​_ 自分の居場所は大切ですよね。家の中に心身ともにリラックスできる空間がなかったことになんの疑問も持っていない異常な状態だったことに最近まで気づかないでいた自分に驚いています。専業主婦でうつ病という肩身の狭さは想像以上に過酷だったと思い…

【双極性障害 完治しました】

夫と私は、双極性障害と診断を受け、長い間薬を飲み続けていました。薬を飲まなくなって、夫は半年、私は2年半が経ちます。全く何も問題は起きていません。夫婦ともに穏やかな生活を送っています。 仕事をよく休んでいた夫は、全く休むことはなくなりました…