ベンゾジアゼピン断薬への道のり

ベンゾジアゼピンの薬害や減薬・断薬のプロセスの中で思ったこと、性別役割分業意識とうつ病発症の関係について綴ります。

ベンゾ減薬 経過記録 その2

減薬第1段階も、そろそろ4週間が経とうとしています。今後のための、日課や心構えなどについての記録です。いかにも分かった風なことを書いていますが、自分自身の所信表明でもあります。

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服用量

[減薬前]
  ベンザリン 2mg 2錠
  ハルシオン 0.125mg 2錠

[減薬後]
  ベンザリン 2mg 1錠+15/16錠
  ハルシオン 0.125mg 2錠

日課を決めたきっかけ

まず、日課を決めようと考えました。

8月の初めから、9月の終わりころまで、ほとんど1日中布団の中に居ました。頭の中は、医者や精神医療、あるいは家族への恨みつらみや怒りでいっぱい。寝てばかりいるので、頭痛・肩こりもひどく、何もする気になりません。

このままではダメだと強く感じました。日課を決め、生活リズムを整えることで、こころも体も整っていくのではないかと考えたのです。

余談ですが、イチローさんが「ルーティン」を大事にしているという情報にも影響を受けました。(あくまでも参考です。近頃の「WELQ」事件は、いい教訓です。情報をお金儲けの道具にしている場合が多いですから・・。)

gooday.nikkei.co.jp

日課

1.朝

[起床]大体の時間は決めていますが、前日の状況やその日の体調によって変わります。

[布団の中で伸び]「あ~、よく寝た!起きよう!」気持ちを切り替えるためです。

[トイレに行く]

[コーヒーを淹れる]

[テレビをつける]

[着替える]それまでは、1日中パジャマでしたが、パジャマだと気持ちがしゃっきりしませんね。

[布団をたたむ]「もう寝ないぞ!」と、決意するためです。

[コーヒーを飲みながら、朝の気分を記録]体調を把握するためです。

[ウォーキング]頭痛・肩こりの解消と、気分のリフレッシュのためです。

[頭痛・肩こり対策のストレッチ]頭痛・肩こりの解消と予防のためです。

[化粧(出勤日のみ)]

[朝食&テレビ]

2.日中

[家事や好きな事 または 出勤]

3.夜

[夕食]

[入浴]

[日記]今日一日の体調の記録のためと、明日を迎えるために、今日一日の出来事+感情を吐き出して忘れるためです。

[頭痛・肩こり対策のストレッチ]頭痛・肩こりの解消と予防のためです

[瞑想]NHKためしてガッテン」で紹介されていたので、取り入れています。最初は難しかったですが、続けているといい感じです。言葉では表現しにくいですが、個人的には好きです。

[薬を飲む]

[明日の予定や、やりたいことを書く]気持ちを明日に切り替える「儀式」です。

[就寝]特別なことがない限り、22時に決めています。

減断薬をする際の心構え

[焦らない]ベンゾ断薬は長い道のりです。焦らず、じっくり取り組む覚悟を持ちましょう。

[悲観的にならない]必ず「ベンゾ断薬を成功させる」と、「決める」事が大事です。自分で決断し、行動し、責任を持つ覚悟が必要です。

[過去を引きずらない]過去は過ぎてしまったのです。どんなに後悔しても、どうにもなりません。考える時間がもったいないと思いませんか?

[先の事を心配しない]明日死ぬかもしれません。事実、思いもかけない事故や犯罪で毎日多くの人が亡くなっています。明日は我が身です。今日、そして、今を大切にしましょう。

[無理な計画を立てない]少し調子がいいと「もう少し減らしてもいいかも」と思いがちですが、じっくり取り組むことが大事です。

[他人に振り回されない]「そんな事言うなんて悲しい」と思われるかもしれませんが、「自分以外は他人」です。家族であってもベンゾ断薬の苦しみはわからないのです。

[ストレスをうまくスルーする]これは、難しいですが、「まとめ」に少し考えを書きました。

[身体・こころと対話する]辛いと感じたら、無理はしないで、休みましょう。ストレスは拒否しましょう。ベンゾ減断薬にストレスは厳禁。テキメンに症状に現れます。

まとめ

ここまでたどりつけたのは、ロナセンリーマスをスッパリやめたおかげだと思っています。

油断すると、症状が悪化し、寝込むこともありますが、体調に合わせて過ごすこと、体調悪化の原因を取り除くことが大事だと思います。

好むと好まざるに関わらず、日々、ストレスがかかり、感情は動きます。

傷付いた自分を否定して、怒りや悲しみを感じている自分を責めたり、「傷ついてなんかいない」と思ったりせず、まず、しっかりと怒りや悲しみを感じ、確認しましょう。紙に書き出すのも、いい方法かもしれません。

そのあと、どうして傷ついたのか、事実を確認し、改善策を考えましょう。

弱い人ほど、相手の感情に訴え、責めたり、ある意味暴力的な「正しい」意見を言って、相手を自分の思い通りにしようとするのです。

イヤなことはイヤ、できないことはできないと、ハッキリ主張しないと、自分がつぶれてしまいます。

家族は、他人よりも厄介です。愛情という仮面をかぶった依存心で、ストレスをかけてきます。本人も気が付いていない場合が多く、悪意もない(と、本人は思っている)ので、余計に厄介なのです。

誰でも、自分が気が付かないうちに人を傷つけていると、自覚(自戒)しなければいけないと思います。

 

次のステップに進む、自分へのプレゼントとして、この記事を書きました。

減薬・断薬へのステップへ、少しでも参考になればと思っています。