ベンゾジアゼピン断薬への道のり

ベンゾジアゼピンの薬害や減薬・断薬のプロセスの中で思ったこと、性別役割分業意識とうつ病発症の関係について綴ります。

うつ病発症から双極性障害完治までの大まかな経過【双極性障害 完治しました】

うつ病を発症してから23年、双極性障害と診断が変わってから約10年、気分安定薬をやめてから2年半、やっと自信を持って双極性障害は完治したと言える自分になれたと思います。発症から完治までの大まかな経過を書きます。

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23年前に発症したうつ病で、ベンゾジアゼピンを含むたくさんの種類の薬を飲んでいました。 転院も何回かしました。

どこの病院も、医者の口から出る言葉は薬の処方に関することばかりで、絶望していました。

 

13年くらいたった頃、ある病院で、うつ病から双極性障害に診断が変わり、徐々に薬の種類と数が減ったことで、副作用が減ったことが、回復の第1段階だったと思います。

 

薬もだいぶ減ってきた頃、病院で、カウンセリングを1年くらい受けました。1回40分くらいのカウンセリングを月に2回受け、しっかり話を聞いてもらえたのはとても良かったと思います。

 

そのうち、病院のデイケアに通うようになりました。はじめは認知行動療法の講座を受け、双極性障害についての勉強会やソーシャルスキルレーニング(SST)などにも参加しました。なによりも、同じような精神疾患の人たちと知り合いになれて、話ができたことはとてもよかったと思います。

 

デイケアに通い続けるうちに、仕事がしたいと考えるようになり、就労支援施設に通うようになりました。その施設はパソコンに力を入れていて、昔、プログラマーをしていた私に、プログラミング言語の勉強を勧めてくれた職員さんがいました。入門書を貸してくれました。施設のプログラムの空いた時間で勉強して、1ヶ月あまりで習得することができ、認定試験にも合格しました。この職員さんがいなければ、今の私はなかったと思います。本当に感謝しています。

 

その後、官公庁が進めていた主婦の再就職プログラムに応募したところ、ウェブ制作会社に就職することができました。国からの補助金でお試し雇用ができることと、主婦の再就職ということで、はじめは時短で働くことができ、働くのが怖かった私も、就職できました。

 

就職した後、カウンセリングを再開して、相談にのってもらっていました。何回かカウンセリングを受けるうちに、「働けているなら薬はやめても大丈夫」と言われました。医者の「再発しないよう一生薬は飲み続けるように」という言葉を信じていた一方、薬を飲み続けることに疑問を持ってもいたので、カウンセラーさんの言葉には驚きましたが、半信半疑で薬や病気について調べた結果、やめることにしました。

 

残念ながら、20年以上もベンゾジアゼピン系の薬を飲み続けていたことと、医者の理解が全く得られなかったことで、薬をやめるのにはずいぶんと苦労をしました。

私を双極性障害だと見立てた医者に見切りをつけて転院しました。転院先の病院では、発達障害という見立てになり、服用していたロナセンリーマスは飲まなくてもいい、これらの薬は依存性がないという言葉を引き出したので、ロナセンリーマスは、すぐに断薬しました。もう、2年以上経ちますが、精神症状は何も出ず、問題なく過ごしています。

 

ただ、ベンゾジアゼピン系の薬の減薬を始めた頃から、体の不調がひどくなり始め、会社に通うことができなくなり、退職しました。

 

そして、このコミュニティサイトを立ち上げました。

 

これが、私が薬をやめるまでの大まかな経過です。

 

薬をやめるのは、本当に難しいと思います。やめるためには、いろいろな条件が整っている必要があります。でも私は精神疾患は薬では治らないと思います。1人でも多くの方が薬をやめられるようにと願っています。

 

自己紹介

精神科通院歴23年。現在も通院中です。第2子出産後にうつ病を発症。薬を飲んでもうつ病は全く改善されず、考えられない程の大量処方で人格崩壊。双極性障害Ⅱ型にされました。
精神科医を信じて、一生薬を飲むつもりでしたが、ある人に「薬は飲まなくていい」と言われ、調べ始めたのがキッカケで、精神医療の闇に気付きました。
現在は、ベンゾジアゼピンのみ服薬中。7年後の断薬を目指して減薬中です。

こころの病をささえるコミュニティサイト「ここでいっしょに」を制作しました。
長い間、向精神薬を服用し続け、精神医療や精神科の医師に疑問や不満を持ち、薬の服用を不安に感じている方々のための情報交換の場となればと思い、制作しました。ご活用いただけたら幸いです。

www.koko-issho.com

当ブログは、ベンゾジアゼピン減薬・断薬の経過記録です。
※情報が正しいという保証はありません。
※減薬・断薬の経過は個人的なものです。

[記:2018年12月7日]

自分だけの居場所が出来たことも完治の理由【双極性障害 完治しました】

自分の居場所は大切ですよね。家の中に心身ともにリラックスできる空間がなかったことになんの疑問も持っていない異常な状態だったことに最近まで気づかないでいた自分に驚いています。専業主婦でうつ病という肩身の狭さは想像以上に過酷だったと思いました。

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私の家は、3DKで、家族は4人でした。私以外の家族は、それぞれ自分の部屋がありましたが、私の居場所は台所だけでした。

 

寝るときは、娘の部屋に布団を引いて、テレビや照明のついた部屋でアイマスクをつけて寝ていました。

 

子供の頃から、1人で落ち着ける場所と時間を大切にしていた私にとって、とてもつらい環境でした。

 

そんな生活で、うつ病が治るはずがありません。

子どもが就職したので、出て行ってもらい、自分の部屋を確保しました。その頃から少しずつ病気が良くなってきました。

 

母親だから、妻だからと、いつも遠慮して、そんな状況でも我慢するのが当たり前だと思い、長い間無理な我慢をしてきましたが、やっぱりつらかったんだなと、やっと気が付きました。

 

治った理由は、他にもたくさんあると思いますが、自分の居場所が確保できたのは、大きな理由のひとつだと思います。

 

自己紹介

精神科通院歴23年。現在も通院中です。第2子出産後にうつ病を発症。薬を飲んでもうつ病は全く改善されず、考えられない程の大量処方で人格崩壊。双極性障害Ⅱ型にされました。
精神科医を信じて、一生薬を飲むつもりでしたが、ある人に「薬は飲まなくていい」と言われ、調べ始めたのがキッカケで、精神医療の闇に気付きました。
現在は、ベンゾジアゼピンのみ服薬中。7年後の断薬を目指して減薬中です。

こころの病をささえるコミュニティサイト「ここでいっしょに」を制作しました。
長い間、向精神薬を服用し続け、精神医療や精神科の医師に疑問や不満を持ち、薬の服用を不安に感じている方々のための情報交換の場となればと思い、制作しました。ご活用いただけたら幸いです。

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※情報が正しいという保証はありません。
※減薬・断薬の経過は個人的なものです。

[記:2018年12月7日]

【双極性障害 完治しました】

夫と私は、双極性障害と診断を受け、長い間薬を飲み続けていました。薬を飲まなくなって、夫は半年、私は2年半が経ちます。全く何も問題は起きていません。夫婦ともに穏やかな生活を送っています。

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仕事をよく休んでいた夫は、全く休むことはなくなりました。

私も、ベンゾジアゼピン減薬が原因の離脱症状さえなければ、働ける状態ですし、事実、体調が許す範囲でできる仕事に就いています。

夫婦とも、うつ状態躁状態に該当する症状は全くなく、穏やかな日常を過ごしています。

 

そもそも、私がうつ病になったのは、家事育児労働で極限まで疲れてしまったことが原因です。家事育児を代行してくれる人が確保され、心身ともに十分休養することができれば、抗うつ薬さえも必要なかったはずです。

 

たくさんの薬を長期間飲まされたことで、脳が壊されてしまったのです。 病院に行ったことが本当に悔やまれます。

 

「男は仕事、女は家庭(性別役割分業意識)」という意識によって、家事の分担や外注することへの罪悪感があったり、「3歳までは母親が育てるべき(三歳児神話)」という意識によって、子どもを預けることへの罪悪感があったりしなければ、家事育児の負担が1人に集中することもなく、うつ病になることもありませんでしたし、病気になったとしてもゆっくり休養ができていたはずです。

 

また、夫の場合は、私がうつ病になったことが原因で、仕事の面でも家庭生活の面でも負荷がかかり過ぎてしまい、発病しました。私の双極性障害が完治したことで、家庭内が穏やかになり、結果的に彼も薬をやめることができました。

 

原因さえ理解して取り除けば、薬は必要ありません。

ストレスによって脳がダメージを受けるということは事実だと思いますが、薬でストレスは取り除けません。ストレスを取り除くのは自分です。

 

そのことに気づいて、薬が必要なくなる人が増えたらと強く願っています。

 

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精神科通院歴23年。現在も通院中です。第2子出産後にうつ病を発症。薬を飲んでもうつ病は全く改善されず、考えられない程の大量処方で人格崩壊。双極性障害Ⅱ型にされました。
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現在は、ベンゾジアゼピンのみ服薬中。7年後の断薬を目指して減薬中です。

こころの病をささえるコミュニティサイト「ここでいっしょに」を制作しました。
長い間、向精神薬を服用し続け、精神医療や精神科の医師に疑問や不満を持ち、薬の服用を不安に感じている方々のための情報交換の場となればと思い、制作しました。ご活用いただけたら幸いです。

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※情報が正しいという保証はありません。
※減薬・断薬の経過は個人的なものです。

[記:2018年12月7日]

コミュニティサイトを事業として立ち上げます

コミュニティサイト「ここでいっしょに」を、事業として立ち上げるため、相談に行ってきました

 

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長い間、向精神薬を服用し続け、精神医療や精神科の医師に疑問や不満を持ち、薬の服用を不安に感じている方々のための情報交換の場として、コミュニティサイトを制作しました。

 

声をたくさん集めたら、その先にどんな活動をしていったらいいのか見えてくるというアドバイスをもらいました。

 

まず、今すぐできることは、ブログやSNSで、多くの方に知ってもらうことです。

 

起業するには、まだまだ、勉強しなくてはいけないことがたくさんあるし、お金や仲間も必要ですが、起業に向けて少しずつ行動していこうと思います。

 

以前 いただいたみなさまの声や、私がどうして薬をやめられたのかという経験談も投稿しましたので、サイトに来ていただけたらうれしいです。

 

自己紹介

精神科通院歴23年。現在も通院中です。第2子出産後にうつ病を発症。薬を飲んでもうつ病は全く改善されず、考えられない程の大量処方で人格崩壊。双極性障害Ⅱ型にされました。
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現在は、ベンゾジアゼピンのみ服薬中。7年後の断薬を目指して減薬中です。

こころの病をささえるコミュニティサイト「ここでいっしょに」を制作しました。
長い間、向精神薬を服用し続け、精神医療や精神科の医師に疑問や不満を持ち、薬の服用を不安に感じている方々のための情報交換の場となればと思い、制作しました。ご活用いただけたら幸いです。

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[記:2018年12月7日]

オープンを2018年10月に延期します

残念ながら、サイトのオープンを1ヶ月延期させていただくことにしました。

 

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減薬もだいぶ進んで、ベンザリンの減薬が68%となりました。

 

減薬量が増えるに伴って、症状がつらくなってきたような気もします。

 

また、今年は異常気象による殺人的な暑さで、すっかり体力が奪われてしまい、寝込んでしまう日もあり、なかなかサイトの制作も進まないのが現状です。

 

少し涼しくなってくれるのを期待しています。

 

引き続き、制作を進めていきますので、よろしくお願いします。

 

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精神科通院歴22年。現在も通院中です。第2子出産後にうつ病を発症。薬を飲んでもうつ病は全く改善されず、考えられない程の大量処方で人格崩壊。双極性障害Ⅱ型にされました。
精神科医を信じて、一生薬を飲むつもりでしたが、ある人に「薬は飲まなくていい」と言われ、調べ始めたのがキッカケで、精神医療の闇に気付きました。
現在は、ベンゾジアゼピンのみ服薬中。

こころの病をささえるコミュニティサイト「ここでいっしょに」を制作中です。
悩みや苦しみ・情報を共有できる場を作りたいです。

プレサイトは

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※減薬・断薬の経過は個人的なものです。

[記:2017年11月11日]

テスト用の投稿を募集します ー ここでいっしょにプレサイト

 こころの病をささえるコミュニティサイト「ここでいっしょに」もだいぶ出来上がってきました。そこで、ユーザーテストのための投稿を募集します。

 

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ユーザーテストとは、実際に使ってみていただいて、サイトが使いやすいかどうか確認するテストです。 あらかじめ投稿していただいている想定でテストをしていただくためにデータが必要です。

 

協力していただける方がいらっしゃると助かります。

よろしくお願いします。

 

データの利用について

いただいた投稿データは、ユーザーテストのみに使用いたします。

テストのための投稿ですので、投稿内容や会員情報は創作された内容でも構いません。

ユーザーテスト終了後、投稿データは削除します。

 

締切

2018年6月28日

 

謝礼

応募していただいた方に、500円のQUOカードを差し上げます。

送付先のご住所とお名前を教えていただく必要があります。

 

詳しくは、こちらへ

www.koko-issho.com

 

 

自己紹介

精神科通院歴22年。現在も通院中です。第2子出産後にうつ病を発症。薬を飲んでもうつ病は全く改善されず、考えられない程の大量処方で人格崩壊。双極性障害Ⅱ型にされました。
精神科医を信じて、一生薬を飲むつもりでしたが、ある人に「薬は飲まなくていい」と言われ、調べ始めたのがキッカケで、精神医療の闇に気付きました。
現在は、ベンゾジアゼピンのみ服薬中。

こころの病をささえるコミュニティサイト「ここでいっしょに」を制作中です。
悩みや苦しみ・情報を共有できる場を作りたいです。

プレサイトは

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※減薬・断薬の経過は個人的なものです。

[記:2017年11月11日]

ここでいっしょにプレサイト - 今までに頂いたみなさまの声をご紹介します Part.2

「ここでいっしょにプレサイト」に頂いたメッセージをご紹介します。

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今までに頂いたメッセージ

2018年4月27日に頂いたメッセージ

経過報告
今週4/23から投薬量を調整し見直してみました。
エチゾラム0.5mgの代わりにアルプラゾラム0.4mgに変更しました。
多少の眠気はありますが、気分は悪くはありません。
エチゾラムの時はそわそわ感がありイライラしていました。体質的に別の効果が出ていて必要な効果が得られていませんでした。投薬変更後も耳鳴りは収まりません。現状で3日目です。早ければ少し変化があるかと思います。
今後は減薬に向けてSSRIを減量しようか、その他のベンゾジアゼピンを減少させようか迷っています。
今、体内のベースにあるベンゾジアゼピンSSRIです。エチゾラムアルプラゾラムは少量でも変化が現れます。SSRIは1錠でも変化がゆっくりなので、週単位で変化が現れます。体内が汚染されていると言っても過言ではないかも知れません。
現服用はSSRI10mgを4錠です。一日の最大量です。流石に40mgは多いと思います。まずは、30mgにできれば成功です。1日2mgを1~2週間継続させて離脱症状が出なければそのまま4週間継続使用して経過観察する。計算上38.8mgの摂取になります。理論上10ヶ月でクリアーできる計算になります。これで失敗すれば元の木阿弥です。大多数が同じ経緯を辿ります。1回目は成功して2段階目で失敗するのが常です。この間に身体的変化または気分的・気候の変動が大きく健常者でも対応が難しいような場合はほぼ失敗します。離脱症状の辛さに耐えきれないのが現状でしょう。第一段階はほとんどの方がクリアーできます。第二段階からがとても難しい調整です。そのために、電子上皿天秤を購入します。
0.00gまで計測可能な秤で正確に計測しましょう。(通販などでも安価で手に入ります)
絶対に無理は禁物です。この離脱症状は無理して何とかなるようなものではありません。自分が苦しいだけです。周りには理解されません。正に孤独との戦いです。無理すると体重が減少したり、微熱が続いたり、しびれ、麻痺等の症状が現れます。内科的には全く異常が無く肉体的には異常なしとされます。実際に私は負荷心電も検査して全く異常は認められない。との判定を頂きました。
自転車の負荷は大変でした。しかし、異常なし。
SSRIは全ての全身状態が正常な時から始めなくてはなりません。少しでも具合が悪い時に初めても変化が分からないからです。そうなるとその他の病気との区別が出来ません。もちろん医者でも解りません。そうなっては回復手段が非常に難しく、病状を回復するのに何科を受診すればよいのか分からなくなってしまいます。冒頭に記載しました、焦りは本当に禁物です。私は何度も経験しました。その度に辛い思いをしました。だからこれだけ詳しくかけるのです。

現在の投薬変化は就寝前のエチゾラム1.0mg×2錠を徐々に減らし今はアルプラゾラム0.4mg+ロヒプノール1.0mg+0.5mg+ロラメット1.0mgにしました。
変更前は:エチゾラム1.0mg×2錠
     アルプラゾラム0.4×6錠
     ロヒプノール1.0mg×2錠
     ロラメット1.0mg×2錠
     エチゾラム0.5mg×2錠
合計:9.4mg+パキシル40mg

の状態からエチゾラム1.0mg×2錠止めた。
     アルプラゾラム0.4×0.5錠。に減少
     ロヒプノール1.0mg×1.5錠。に減少
     ロラメット1.0mg×1錠。に減少
     エチゾラム0.5mg×2錠止めた。
合計:2.7mg+パキシル40mg
変更後は変更前の半分以下です。減薬当時は離脱症状は発現しました。
これでも、充分な睡眠は出来ています。変更前は1日の投薬の限界量でした。
今はそれまでの約半分の服用量にしました。数か月は微熱が出ましたが、重篤な症状は出ませんでした。そのため、仕事への影響は最小で済みました。
その代わりに漢方薬が出ました。黄連解毒湯と言う睡眠効果のある漢方薬で寝る前に服用すると自然に眠りに入れます。あとは3回/日の加味逍遥散+抑肝散加陳皮半夏を使用しています。不思議とこの漢方薬を1.5年使用していますが、非常に安定した効き目があります。効き目が表れるまでは半信半疑でした。減薬しているので、眠れない時には服用していない分のベンゾジアゼピンを増量すれば良いのでかなり安心です。元々処方されているものを自分でコントロールしているんですから、決して増量しているわけではありません。処方の範囲内でコントロールしているまでです。誤解されないように。
アルプラゾラムに関しては、0.4mgを6錠/日が一日の限界ですと製薬の注意書きに書いてあるにも関わらず、6錠/日を出されていました。先生が:これ以上は出せません。(アルプラゾラムは2.4mgが一日の限界です。)
誰も出してほしいとは言っていなかった。勝手にカルテに書いているだけです。薬局でも多いですね???そりゃそうだよ廃人を作っているようなものだから。怒りを通り越して呆れました。
今までの高容量の処方に対してどのように減薬していくかが最大の問題です。
自分の体です。自分で分かる薬は調べて1/2(5mg)・1/4(2.5mg)・1/5(2mg)・1/6(1.66mg)・1/8(1.25mg)など小分けにして体内摂取量を少しだけでも減少させましょう。自分自覚症状は自分しか分からないのですから。医者がなんと言おうと所詮他人の意見です。想像です。予測です。(その減薬ために電子上皿天秤を購入するんです。)

変更後から約1週間程度経過しました。朝方は耳鳴りはあまりしません。体調も良く寝れるためか1日の中で横になる回数が減少してきました。出来ればこの状態を2~3週間様子を見て著しい変化が無ければ、パキシルのトータル40mgを38mgに挑戦してみたいと思います。寒い時期に行うよりは、暖かい時期に行う方が体に負担が少ないと先生のアドバイスもありました。私の目的はパキシルの減薬が最大の目的です。いかに、どれだけ減らすことが可能なのか?です。(文献で調査してみたところ、パキシルの減薬速度は安全領域は-2mg程度とされて
いました。)パキシルの減少量をほかのベンゾジアゼピン系が補ってくれれば非常に助かります。
先にも述べましたようにパキシルは一日の最大量を使用しています。酒を飲むことも心配で飲めません。おいしい酒を飲みたいので是非成功させたいのです。
お蔭様で酒の誘いは全てお断りするようになりました。誘われてもわざと車で行き運転があるので飲めないと断るのです。 パキシル以外のベンゾジアゼピンの頓服薬は単発なので、多少の離脱症状は覚悟してます。そして離脱症状が発現しても症状が長くは出現していないと想定できます。頓服ような感じで使用が出来ることが分かってきました。医師はここまで教えてくれません。患者を何人こなせるかで収入に大きく影響しますから。
まず、最重要のSSRIを少しでも減少させないと人生お先真っ暗状態です。

減薬改善1週間目。
耳鳴りは、依然と継続している。ひどい耳鳴りではなくなったような気がする。身体は軽い。動くことはあまり苦しくない状態になっている。気候が暖かくなったせいかもしれない。離脱症状発症時は動くことが辛くて、死にそうなくらい辛かった。(実施時期が悪かったかも知れない。冬季の実施だった。)
どうにかなってしまうのではないか?と考えるほどだった。身体は重く苦しく、動いても長くは動くことが出来ずに、(年のせいだね)といって誤魔化していた。同年代はもっと活躍しているのにと思うとイライラしてくる。これは悪循環と考えて、自分は人より劣っているのだと無理に認識させる。動くこともゆっくりでいいんだと言い聞かせて動くようにすると、不思議と気持ちも楽になるような気がした。医師に一度確認したことがあった。パキシルパキシルCRに変えたいと申し出た。しかし、薬局に置いてあるか分からないのでやめた方が良い。との回答でした。薬局より自分の腕を心配しろよな!って感じですよ。
世界的に有名なDrの身内ですから、あまり変なことは出来ないのは分かっています。日本のみならず世界的に有名な著書もあるのですから。
遅くなりましたが、私はパニック症候群でベンゾジアゼピン系の薬を処方してもらっています。
実際に今はベンゾジアゼピンの体内量は不足しているようです。この容量に体を慣らすことが重要です。慣れてくると次第に体内必要量に変かが現れます。ここまで来るのは本当に至難の業です。身体がいつ慣れてくれるかは誰も分からないからです。毎日変化はあります。変化したからと言って処方容量を変えてはいけません。我慢できる範囲で、我慢して体を慣らしていきます。どうしても辛い場合は頓服用のベンゾジアゼピンを少量服用すれば次第に回復します。(1~3日程度かかります)1種類を最大量服用する方法もあります。そうすることにより一時的
血中濃度が高くなり体は一時的に満足します。本人は満足しません。失敗したんですから。失敗は成功の元です。 しかし、一時的なものですからそこから元の減薬量にしても大きな変化は少ないです。減薬間引き法と同じです。減薬減少法とは違います。個人差はあります。依存性もあります。確約はできません。経験則です。
今までは、かなり無謀な人体実験をしたような気がします。これからは今まで培った経験則を頼りに無謀なことは止めて確実に実行していこうと思っています。
長くなりました。およそ3年間実験してみました。
ベンゾジアゼピンの取り扱い・減薬注意の経験からです。

[制作者注]SSRIおよびパキシルベンゾジアゼピン系の薬ではありません

[参考リンク]選択的セロトニン再取り込み阻害薬 - Wikipedia

 

2018年4月24日に頂いたメッセージ

小生も20年以上漫然と抗精神を服用していました。
とあるときに、知り合いから多すぎないと言われよく見ると一日の限界量まで処方されていたことに気づきました。それから減薬を検索して先生に相談して減薬を始めました。
しかし、2週間ほどで離脱症状が出現しました。それからは戦いです。
諦めようとした時もありました。
先生が離脱症状が出たときは元の量に戻せば良くなるを信じて行っています。
しかし、説明通りにはいきません。元に戻るかは定かではなかったんです。理論上は戻ることになっているようです。
睡眠障害も出現しました。睡眠時間が2~3時間は当たり前です。昼間に眠くなります。そして夜に眠れるかというと眠れません。同じ行動の繰り返しです。
何とか減薬しないと、人生がボロボロになります。
現在進行形です。

 

2018年4月22日に頂いたメッセージ

僕も重度のうつで約20年、様々な向精神薬を飲んできました。多剤大量処方の時もありました。うつの苦しさか薬の苦しさか正直わかりませんでした。でも言えるのは、うつは時と共に治っていくものだと思うのですが、薬は増えていきました。今考えれば常用量依存を起こしていたのだと思いますが、その時は薬の影響を疑うことはありませんでした。そしてあまりの薬の多さから転院をしましたが、それでも以前ほどではないですが、色々な薬を試されました。そして今、一日14錠の薬を飲んでいます。これでも多いと感じて色々調べて減薬することにしましたが、減薬スピードが早すぎたためか離脱症状で断念してしまいました。さらに厄介なのは睡眠薬抗うつ薬、安定剤、気分安定剤、と多種にわたり飲んでいるので、どう減薬していっていいか分からないというのもあります。そして今仕事ができなくなると困るので、仕事ができる程度に落ち着いている今を保つべきかすごく悩んでいます。少しづつというのが基本なのは分かっているのですが、一度経験した離脱症状が怖くて今一歩が踏み出せません。これからどうなっていくのでしょうか。凄く不安です。

 

2018年4月10日に頂いたメッセージ

20年以上、心療内科・精神科で漫然と抗うつ薬抗不安薬を処方され、どの精神科医も信用できなくなり、自力で減薬を始めましたが、離脱症状は酷く先が見えない状態でかなり辛い毎日です。

 

2018年2月4日に頂いたメッセージ (30代 女性)

薬で身体も心も私生活もボロボロにされる。

 

前回までに頂いたメッセージはこちらです。 sayonarabenzo.hatenablog.com

 

お知らせ

現在、ユーザーテストの準備を進めています。ユーザーテストで使用するテストデータを募集させていただきたいと考えています。詳しくは後日発表させていただく予定です。

引き続き、みなさまからのメッセージをお待ちしています。

 

自己紹介

精神科通院歴22年。現在も通院中です。第2子出産後にうつ病を発症。薬を飲んでもうつ病は全く改善されず、考えられない程の大量処方で人格崩壊。双極性障害Ⅱ型にされました。
精神科医を信じて、一生薬を飲むつもりでしたが、ある人に「薬は飲まなくていい」と言われ、調べ始めたのがキッカケで、精神医療の闇に気付きました。
現在は、ベンゾジアゼピンのみ服薬中。

こころの病をささえるコミュニティサイト「ここでいっしょに」を制作中です。
悩みや苦しみ・情報を共有できる場を作りたいです。

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当ブログは、ベンゾジアゼピン減薬・断薬の経過記録です。
※情報が正しいという保証はありません。
※減薬・断薬の経過は個人的なものです。

[記:2017年11月11日]