ベンゾジアゼピン断薬への道のり

ベンゾジアゼピンの薬害や減薬・断薬のプロセスの中で思ったこと、性別役割分業意識とうつ病発症の関係について綴ります。

薬を飲まなかったらどうなったか

たまたま「薬を飲まなかったらどうなるのか」という実験をした形になったので、記録しておきたいと思います。

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その日は、頭痛がひどくて吐き気がするので、薬を飲まずに寝ました。以前、薬を飲んだ直後に吐いてしまったことがあったからです。

 

翌朝も具合が悪く、頭痛も治っていませんでした。

いつも使っている睡眠アプリには、眠れていないという結果が記録されていました。

 

前の日は午前中から頭痛で、ほぼ寝ていたから、夜は眠れなかったんだろうと思っていました。

 

その日も頭痛がよくならなかったので、1日、何もしないで寝たり起きたりしていました。つまり、ほぼ寝ていたということでは前の日と同じ状態です。

 

吐き気がだいぶ良くなったので、薬を飲んで寝ました。

 

翌日、頭痛は治って、いつもの体調に戻りました。

睡眠アプリには、よく眠れていると記録されていました。

 

薬を飲まなかった夜は、よく眠れていませんでした。その結果、体調が悪く、1日寝込むことになりました。

 

薬を飲んだ日はよく眠れました。ただ、薬を飲んでもよく眠れない日もあるので、薬が効いているから眠れたのかそうでないのかはわかりません。

 

医者に言わせれば、それは「精神依存=飲まなかったことによる不安」だということになるのかもしれません。自分としては「飲まなかったことによる不安」はなかったと感じていますが、今のところ、自信をもって「精神依存」ではないと断言することはできません。断言できるだけの根拠がないからです。

 

しかし、徐々に薬の量は少なくなっています。現在は、

ベンザリンはマイナス68%

ハルシオンはマイナス10%

です。

 

不安や抑うつなどの精神症状はなく、体の症状がつらいだけだし、減らしてもそれほど大幅に体の症状が悪化するわけでもないので、もしかしたら一度に全部やめても大丈夫かもしれないという気にもなっていましたが、やはりそれはやってはいけないということがはっきりしました。

 

確実に服薬量は減っているので、このままのペースで減薬を進めていけば、必ずやめられると確信しています。

 

自己紹介

精神科通院歴23年。現在も通院中です。第2子出産後にうつ病を発症。薬を飲んでもうつ病は全く改善されず、考えられない程の大量処方で人格崩壊。双極性障害Ⅱ型にされました。
精神科医を信じて、一生薬を飲むつもりでしたが、ある人に「薬は飲まなくていい」と言われ、調べ始めたのがキッカケで、精神医療の闇に気付きました。
現在は、ベンゾジアゼピンのみ服薬中。7年後の断薬を目指して減薬中です。

こころの病をささえるコミュニティサイト「ここでいっしょに」を制作しました。
長い間、向精神薬を服用し続け、精神医療や精神科の医師に疑問や不満を持ち、薬の服用を不安に感じている方々のための情報交換の場となればと思い、制作しました。ご活用いただけたら幸いです。

www.koko-issho.com

当ブログは、ベンゾジアゼピン減薬・断薬の経過記録です。
※情報が正しいという保証はありません。
※減薬・断薬の経過は個人的なものです。

[記:2018年12月7日]

寝つきが悪くなる原因と改善方法

久しぶりに、なかなか寝付けないで困った経験から、あらためて寝付けない原因と改善方法を再認識しましたので、経験を共有したいと思います。

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いつもは、寝る2時間前くらいから、寝る準備をしています。具体的には、湯船につかったあと、今日の体調や出来事などの記録をしたりして、脳のクールダウンをしています。

 

先日は、寝る直前まで、夫と食べながらおしゃべりをしていました。

いつもは布団に入ればまもなく眠れていたのに、その日は頭の中が騒がしく、いろいろな言葉が浮かんできてしまい、なかなか寝つけませんでした。

おしゃべりしていたことで、脳が活性化してしまったのでしょう。

寝る前のクールダウンがいかに大切か、改めて気づかされた出来事でした。

 

楽しい出来事でも、ネガティブな出来事でも、あらゆる出来事は脳への刺激になっています。寝る前には、脳を鎮める必要があります。

 

マインドフルネスとか瞑想とか言うと、難しいという印象がありますが、姿勢や呼吸など、やり方にこだわる必要はないと思います。

誰にも邪魔されない場所で、照明を落とし、ヒーリング音楽のような落ち着く音楽を流したりして、目を閉じるだけでもだいぶ効果があると思います。

 

大切なのは、なにも言葉が浮かんでこないように、音楽や呼吸に意識を集中させることです。慣れないといろいろな言葉が浮かんできますが、浮かんできた言葉にとらわれたり返事をしたりしないで、捨てていきます。私はそう言う時に、呼吸に合わせて数を数えたり、「雑念、雑念」と繰り返したりしていました。

毎日続けていると、だんだんと浮かんできた言葉を捨てることがうまくできるようになってきます。

 

これは、私が実際に実践していることなので、誰にでも当てはまると言うわけにはいかないにしても、一定の効果はあると思います。

 

睡眠障害も糖尿病などの生活習慣病も、生活の仕方を変えないと治りません。

食べること、寝ること、運動、安心できる空間は、健康な生活に欠かせません。

生活を整えることが、病気を治す唯一の方法です。

 

みなさまが毎日健康で過ごせますように。

 

うつ病は薬では治らないことにやっと気が付いた時には、ベンゾジアゼピン依存になっていました。本当に残酷な話ですが、少しでも、同じような状況で苦しんでいる方のお役に立てたらという思いで、コミュニティサイトを作りました。どうぞご利用ください

 

自己紹介

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[記:2018年12月7日]

うつ病が治った話 ― 投薬治療のみの時期 その2

2007年当時飲んでいた薬は11種類、1日合計83錠でした

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前回の記事

sayonarabenzo.hatenablog.com

では、3軒目の病院に転院したところまでを書きました。

 

3軒目の地元の病院には、約4年半通いました。ここの病院での出来事で特に覚えていることはありません。やはり薬を出すためだけの診察だった印象です。

 

当時服用していた薬(2007年3月の処方)は

アモキサンカプセル 25mg × 3C(三環系抗うつ薬

患者向け医薬品ガイドPDF URL

http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/GUI/671450_1179001C1024_2_00G.pdf

アナフラニール錠25mg × 6錠(三環系抗うつ薬

患者向け医薬品ガイドPDF URL

http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/GUI/530258_1174002F1029_3_00G.pdf

セパゾン錠2 × 3錠(ベンゾジアゼピン系)

患者向け医薬品ガイドPDF URL

http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/GUI/430574_1124014B1036_2_00G.pdf

デパケンR錠100 × 3錠(抗てんかん剤、躁病・躁状態治療剤)

患者向け医薬品ガイドPDF URL

http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/GUI/230124_1139004G1040_1_00G.pdf

ドグマチール錠50mg × 3錠(中枢神経用剤)

添付文書PDF URL

http://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/800126_2329009F1110_2_11

マグラックス錠200mg × 3錠(下剤)

患者向け医薬品ガイドPDF URL

http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/GUI/830039_2344009F3020_1_00G.pdf

以上6種類は、1日3回

 

レンドルミン錠25 × 6錠(ベンゾジアゼピン系)

添付文書PDF URL

http://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/650168_1124009F1223_1_10

を 1日2回

 

プルゼニド錠 × 4錠(便秘薬)

添付文書PDF URL

http://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/480866_2354003F2316_2_03

レスリン錠25 × 3錠(抗うつ薬

患者向け医薬品ガイドPDF URL

http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/GUI/170050_1179037F1029_2_00G.pdf

ロヒプノール錠2 × 1錠(ベンゾジアゼピン系)

2018年10月に販売中止 厚生労働省 医薬品・医療機器等安全性情報 No.332 使用上の注意の改定についてPDF URL

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11120000-Iyakushokuhinkyoku/0000186048.pdf

添付文書PDF URL

https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/medley-medicine/prescriptionpdf/170033_1124008F1032_3_02.pdf

以上3種類は、1日1回

 

コンスタン0.4mg錠 × 1錠(ベンゾジアゼピン系)

患者向け医薬品ガイドPDF URL URL

http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/GUI/400061_1124023F1029_2_00G.pdf

不安時頓服

以上、合計11種類です。

 

添付文書や患者向け医薬品ガイドは、こちらから検索しました。

www.pmda.go.jp

改めて振り返ってみると、同じ効用の薬を重複して服用していることがよくわかります。現在は、そのような多剤大量処方は、改善されているのではないかと思いますが、現実はどうなっているのでしょうか?

 

ここでも、当然うつ病は改善せず、不安も不満も解消されなかったため転院することにしました。ここまでで、約13年が経過していました。

 

次回は、投薬治療のみの時期 その3を書きたいと思っています。

 

うつ病は薬では治らないことにやっと気が付いた時には、ベンゾジアゼピン依存になっていました。本当に残酷な話ですが、少しでも、同じような状況で苦しんでいる方のお役に立てたらという思いで、コミュニティサイトを作りました。

 

どうぞご利用ください

 

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精神科通院歴23年。現在も通院中です。第2子出産後にうつ病を発症。薬を飲んでもうつ病は全く改善されず、考えられない程の大量処方で人格崩壊。双極性障害Ⅱ型にされました。
精神科医を信じて、一生薬を飲むつもりでしたが、ある人に「薬は飲まなくていい」と言われ、調べ始めたのがキッカケで、精神医療の闇に気付きました。
現在は、ベンゾジアゼピンのみ服薬中。7年後の断薬を目指して減薬中です。

こころの病をささえるコミュニティサイト「ここでいっしょに」を制作しました。
長い間、向精神薬を服用し続け、精神医療や精神科の医師に疑問や不満を持ち、薬の服用を不安に感じている方々のための情報交換の場となればと思い、制作しました。ご活用いただけたら幸いです。

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[記:2018年12月7日]

うつ病が治った話 ― 投薬治療のみの時期 その1

投薬治療のみの時期は、約14年ありました。今のメンタルクリニックは7件目です。長い間、脳を壊す怖い薬を飲んでいたんだと、今思えば、本当に薬をやめられてよかったとこころから思います。

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投薬治療のみの時期は、約14年ありました。正直なところ、どんなことがあったのかほとんど覚えていません。

 

今でも覚えているのは、町の掲示物に火をつけたことです。

よくニュースで報道されるような、誰かへの恨みとか、ムシャクシャしてとか、そういうよう明確な意思があったわけではありません。無意識に掲示物に反応していました。今考えれば、薬で脳がおかしくなっていたんだと思います。

 

長い間、脳を壊す怖い薬を飲んでいたんだと、今思えば、本当に薬をやめられてよかったとこころから思います。

 

今のメンタルクリニックは7件目です。

 

最初は、前回の

うつ病が治った話 ― 発病編 - ベンゾジアゼピン断薬への道のり

にも書いた、市の精神福祉相談を担当していた医師の病院でした。個人病院で、今思い返せば、全くやる気を感じられない感じの医師で、ただ薬を出すだけでした。

 

しかし当時私は、藁をも掴む思いでしたから、医師が信頼できる人なのかなどと考える余裕はなく、出された薬を飲み続けました。

 

約5年間、その病院に通いましたが、もちろん、よくなりませんでした。

 

知人の勧めで、某大学病院に転院しました。はじめ女性の医師が担当でした。少しすると症状が良くなってきました。はっきりは覚えていませんが、箱庭療法の部屋に入った記憶があります。

 

しかし、その女性医師は退職してしまい、男性医師に変わりました。その後また症状は悪化してしまいました。

 

その頃は、布団に入っていた記憶しかありません。家事はどうしていたのかも覚えていません。布団の中で、度々パニック症状を起こして、その度に病院に電話をし、指導を受けてソラナックスベンゾジアゼピン系薬剤)を飲んでいました。

 

その病院には、4年間通院しましたが、全くよくならないし、遠くて通うのが大変だったので、地元の病院に転院しました。

 

ここまでで、約9年が経過していました。

 

次回は、投薬治療のみの時期 その2を書きたいと思っています。

 

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どうぞご利用ください

 

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[記:2018年12月7日]

うつ病が治った話 ― 発病編

2人目の子どもが産まれて半年後、全く体が動かなくなりました。それでも無理して赤ちゃんの世話を続けているうちに精神的に追い込まれ、 上に子にイライラをぶつけるようになり病院へ行きました

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25年前、2人目の子どもが産まれました。子育ては大変でしたが、二人ともかわいくて、幸せいっぱいでした。しかし、母親である私に、少しずつ異変が起き始めていました。

 

2人目の子どもが産まれて半年後、全く体が動かなくなりました。鉛のように体が重く、起き上がりたくても、起き上がることができませんでした。それでも当時3歳だった上の子と産まれて半年の赤ちゃんを放っておくわけにはいきません。

 

無理して赤ちゃんの世話を続けているうちに精神的に追い込まれ、 上に子にイライラをぶつけるようになりました。大きな声で怒鳴ったり、手をあげたり、子どもと一緒に大泣きしたり、そんな毎日。
「このままでは子どもも私も不幸になる」
どこか相談できるところはないか、必死に探しました。そして、市の精神保健相談に行ったところ、「うつ病ですね」と言われました。

 

当時は、製薬会社の「うつ病はこころの風邪」キャンペーンより前で、うつ病はあまり知られていませんでした。今でもうつ病患者さんのご家族の方からは「どう接していいのかわかららない」という声を聞きますが、当時はどんな病気なのかもわからず、病院に行って薬をもらうだけで良くなるだろうというくらいにしか考えてもらえませんでした。

 

今思えば、家事も育児も、全部誰かに代わってもらって、ストレスも不安もプレッシャーもない状況でゆっくり休むことができれば、病院にいくことさえも必要なかったと思います。

 

当時は、そんなことには気がつかず、病院に行って薬をもらい、誰からのサポートもないまま家事育児を続けていました。もちろん、そんな状況で病気が良くなるわけもなく、どんどん薬は増えつづけ、多剤大量処方の犠牲になってしまいました。薬の知識も全くありませんでしたので、何を飲まされていたのか覚えていませんが、もちろん、ベンゾジアゼピン系薬剤(睡眠導入剤)も出されていたことでしょう。

 

今思えば、本当に恐ろしい話です。

 

うつ病は薬では治らないことにやっと気が付いた時には、ベンゾジアゼピン依存になっていました。本当に残酷な話ですが、少しでも、同じような状況で苦しんでいる方のお役に立てたらという思いで、コミュニティサイトを作りました。

 

どうぞご利用ください

 

次回は、転院や入院のことなどを書きたいと思っています。

 

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[記:2018年12月7日]

『子どものうつ』の治験広告に注意!【双極性障害 完治しました】

「気づいてあげて。「子どものうつ」手を差しのべるのは、あなたです」2019年2月13日の新聞にシオノギ製薬のこんな折り込み広告が入っているのをみて、不安を感じました。

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広告にはこのようなことが書いてあります。

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このような状態はありませんか?セルフチェックをしてみましょう


□いつもいらいらした気分になる

不登校、引きこもりがちだ

□やろうとしたことが思い通りにできない

□何をするにも自信が持てない

□落ち込むことが多く、元気になれない

□嫌なことをされても黙っていることが多い

□楽しみにしていることがない

□誰かといてもいつも独りぼっちな気がする

□居場所がないような気がしてそこにいたくない

□いつも退屈な気がする

----------------------------------------

 

いじめや虐待が問題になっている今、こんな悩みを持っているご両親や祖父母の方は多いでしょう。本当に悩んでおられる方も多いと思います。なんとかしてあげたいと思うのは自然な気持ちでしょう。

 

でも、ちょっと待ってください。

そのつらい状態は、薬を飲めば改善されるのでしょうか?

病気だからつらいのですか?

自分らしくいられない環境が問題なのではありませんか?

病気ということににして、薬を飲ませても解決しません。

 

実際、私は、薬を20年以上も飲み続け、良くなるどころか悪くなってしまいました。うつが薬で治らないことを教えてくれるひとがいればと、本当に悔しい気持ちです。

 

独立行政法人 医薬品医療機器総合機構のサイトでは、病院で処方されるお薬の「患者向医薬品ガイド」を見ることができます。

www.pmda.go.jp

 抗うつ剤サインバルタ」患者向医薬品ガイド

http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/GUI/340018_1179052M1022_2_20G.pdf

 【この薬を使う前に、確認すべきことは?】の中に、「24歳以下で抗うつ剤を使用した場合、死んでしまいたいという気持ちを強めるという報告があります」との問題があることから、新しい薬を作らなければならないということなのでしょう。

 

しかし、同じような考え方や方法で薬を作っても、副作用や依存性などの薬の危険性が改善されるとは思えません。

 

うつに限らず、少しでも具合が悪いと、すぐに病院に行って薬をもらって飲むということに慣れすぎるのは、本当に怖いことだと思います。安易に薬を飲むのは危険です。

 

薬の安全性、特に、新しい薬の安全性や有効性は確立されていないということは、理解しておくべきだと、強く思います。

 

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精神科通院歴23年。現在も通院中です。第2子出産後にうつ病を発症。薬を飲んでもうつ病は全く改善されず、考えられない程の大量処方で人格崩壊。双極性障害Ⅱ型にされました。
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[記:2018年12月7日]

夫が薬をやめられた理由【双極性障害 完治しました】

双極性障害Ⅱ型だった夫は、私が薬をやめて約2年後に薬をやめることができました

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彼が薬をやめられた要因には次のようなことが考えられます。

1.薬を飲むのをやめて、段々と元気になっていく私を間近で見ていたこと

2.彼のうつ病双極性障害の根本原因だった、私のうつ病双極性障害が治り、精神的なストレスがなくなったこと

3.薬のことをよく知って飲むことを根気強く何度も説明したこと

4.うつ病で休職を経験したことで、無理をしてまで働く必要はないと、本心から納得できたこと

などです。

薬についての情報は、

独立行政法人 医薬品医療機器総合機構

のサイトから調べることができます。

 

飲んでいる薬の添付文書と患者向医薬品ガイドをダウンロードして、併用禁忌の薬と副作用をしっかりと説明しました。

 

具合が悪い時には、まず副作用を疑い、安易に病院に行ったり、市販薬を買ったりして、薬を増やさないようにと、根気強く言い続けました。

 

特に、併用禁忌の説明は大切です。

夫は内科にもかかっており、飲んでいる薬を報告しているにも関わらず、双極性障害の薬「炭酸リチウム(リーマス)」が併用禁忌だということことを、処方した病院や薬局で注意されなかったそうです。

 

今はもうリーマスは飲んでいませんが、もし飲んでいたら知らずに併用しているところでした。薬には要注意です。

 

夫が薬をやめられ、双極性障害か治った理由は他にもいろいろありますので、また、次の機会に書きます。

 

こちらのサイトでは、うつ病双極性障害が治った方、治したい方の貴重なご経験や悩みを募集しています。

www.koko-issho.com

うつ病双極性障害が完治して、元気になる方が1人でも多くなるよう、願っています。

 

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[記:2018年12月7日]