ベンゾジアゼピン断薬への道のり

ベンゾジアゼピンの薬害や減薬・断薬のプロセスの中で思ったこと、性別役割分業意識とうつ病発症の関係について綴ります。

自分だけの居場所が出来たことも完治の理由【双極性障害 完治しました】

自分の居場所は大切ですよね。家の中に心身ともにリラックスできる空間がなかったことになんの疑問も持っていない異常な状態だったことに最近まで気づかないでいた自分に驚いています。専業主婦でうつ病という肩身の狭さは想像以上に過酷だったと思いました。

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私の家は、3DKで、家族は4人でした。私以外の家族は、それぞれ自分の部屋がありましたが、私の居場所は台所だけでした。

 

寝るときは、娘の部屋に布団を引いて、テレビや照明のついた部屋でアイマスクをつけて寝ていました。

 

子供の頃から、1人で落ち着ける場所と時間を大切にしていた私にとって、とてもつらい環境でした。

 

そんな生活で、うつ病が治るはずがありません。

子どもが就職したので、出て行ってもらい、自分の部屋を確保しました。その頃から少しずつ病気が良くなってきました。

 

母親だから、妻だからと、いつも遠慮して、そんな状況でも我慢するのが当たり前だと思い、長い間無理な我慢をしてきましたが、やっぱりつらかったんだなと、やっと気が付きました。

 

治った理由は、他にもたくさんあると思いますが、自分の居場所が確保できたのは、大きな理由のひとつだと思います。

 

自己紹介

精神科通院歴23年。現在も通院中です。第2子出産後にうつ病を発症。薬を飲んでもうつ病は全く改善されず、考えられない程の大量処方で人格崩壊。双極性障害Ⅱ型にされました。
精神科医を信じて、一生薬を飲むつもりでしたが、ある人に「薬は飲まなくていい」と言われ、調べ始めたのがキッカケで、精神医療の闇に気付きました。
現在は、ベンゾジアゼピンのみ服薬中。7年後の断薬を目指して減薬中です。

こころの病をささえるコミュニティサイト「ここでいっしょに」を制作しました。
長い間、向精神薬を服用し続け、精神医療や精神科の医師に疑問や不満を持ち、薬の服用を不安に感じている方々のための情報交換の場となればと思い、制作しました。ご活用いただけたら幸いです。

www.koko-issho.com

当ブログは、ベンゾジアゼピン減薬・断薬の経過記録です。
※情報が正しいという保証はありません。
※減薬・断薬の経過は個人的なものです。

[記:2018年12月7日]