薬をやめるために大切なのは安心感【双極性障害 完治しました】
夫は、私が薬をやめて、約2年後に、向精神薬をやめることができました。ちょっとしたことで「今って軽躁かな?」「うつっぽい?」と聞くので、その都度笑顔で「そんなことないよ」と言い続けました。
夫は、私が薬をやめて、約2年後に、向精神薬をやめることができました。
やめることができた理由を書きます。
私は、身をもって、薬をやめることはものすごく大変なことだとわかっていたので、あえて薬をやめるように勧めることはしませんでした。
自分自身は、もう完全に薬をやめられたと思っていましたが、だからといって簡単に他の人に薬をやめることを勧めていいとは考えていません。
まず、薬をやめた私が、日々、安定した生活が出来ている姿を見てもらうことが大事だと思いました。
それから、以下のサイトから見ることができる、処方薬の添付文書をよく読んで、大事な部分を、しっかりと理解できるようにしました。
上の方にある「医療用医薬品」をクリックすると、検索画面が開きます。薬の名前を入力して検索すれば、添付文書や患者向医薬品ガイドなどを見ることができます。
他にも、薬のこと、病気のこと、現代西洋医学のこと、医師や医療関係者の考え方、病気を宣伝する時の手法、検査の数値の理解の仕方など、様々な事を、いろいろな本を読んで勉強しました。
特に参考になった本は、次の2冊です。
病気の「数字」のウソを見抜く 医者に聞くべき10の質問/日経BP社
「〇人に1人は〇〇病」という表現の裏にどんな意図があるのか、検査の数字の理解の仕方などが書かれています。
医師アタマ/ 医学書院
医者がどんな事を考えているのかを少し想像することができました。
そして、それらの知識を、時間をかけて夫と共有していきました。
長い間、医者から「一生薬はやめられない」「こんな時は軽躁だから気をつけろ」「これはうつの兆候だ」と言われ続けているので、普通の人にもあるような、なんでもない出来事や気分の変化さえもすごく気にしています。
本当は誰にでもある当たり前のちょっとした出来事や気分の変化に「今って軽躁かな?」「うつっぽい?」と神経質になってしまいます。その都度、笑顔で「そんなことないよ」「大丈夫だよ」と言い続けたことと、様々な知識の積み重ねで、安心できたことが、夫婦ともに薬をやめられた理由ではないかと思います。
うつ病や双極性障害が完治して、元気になる方が1人でも多くなるよう、願っています。
また、こちらのサイトでは、たくさんの方のご経験を募集しています。
自己紹介
精神科通院歴23年。現在も通院中です。第2子出産後にうつ病を発症。薬を飲んでもうつ病は全く改善されず、考えられない程の大量処方で人格崩壊。双極性障害Ⅱ型にされました。
精神科医を信じて、一生薬を飲むつもりでしたが、ある人に「薬は飲まなくていい」と言われ、調べ始めたのがキッカケで、精神医療の闇に気付きました。
現在は、ベンゾジアゼピンのみ服薬中。7年後の断薬を目指して減薬中です。
こころの病をささえるコミュニティサイト「ここでいっしょに」を制作しました。
長い間、向精神薬を服用し続け、精神医療や精神科の医師に疑問や不満を持ち、薬の服用を不安に感じている方々のための情報交換の場となればと思い、制作しました。ご活用いただけたら幸いです。
当ブログは、ベンゾジアゼピン減薬・断薬の経過記録です。
※情報が正しいという保証はありません。
※減薬・断薬の経過は個人的なものです。
[記:2018年12月7日]