ベンゾジアゼピン断薬への道のり

ベンゾジアゼピンの薬害や減薬・断薬のプロセスの中で思ったこと、性別役割分業意識とうつ病発症の関係について綴ります。

【双極性障害 完治しました】

夫と私は、双極性障害と診断を受け、長い間薬を飲み続けていました。薬を飲まなくなって、夫は半年、私は2年半が経ちます。全く何も問題は起きていません。夫婦ともに穏やかな生活を送っています。

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仕事をよく休んでいた夫は、全く休むことはなくなりました。

私も、ベンゾジアゼピン減薬が原因の離脱症状さえなければ、働ける状態ですし、事実、体調が許す範囲でできる仕事に就いています。

夫婦とも、うつ状態躁状態に該当する症状は全くなく、穏やかな日常を過ごしています。

 

そもそも、私がうつ病になったのは、家事育児労働で極限まで疲れてしまったことが原因です。家事育児を代行してくれる人が確保され、心身ともに十分休養することができれば、抗うつ薬さえも必要なかったはずです。

 

たくさんの薬を長期間飲まされたことで、脳が壊されてしまったのです。 病院に行ったことが本当に悔やまれます。

 

「男は仕事、女は家庭(性別役割分業意識)」という意識によって、家事の分担や外注することへの罪悪感があったり、「3歳までは母親が育てるべき(三歳児神話)」という意識によって、子どもを預けることへの罪悪感があったりしなければ、家事育児の負担が1人に集中することもなく、うつ病になることもありませんでしたし、病気になったとしてもゆっくり休養ができていたはずです。

 

また、夫の場合は、私がうつ病になったことが原因で、仕事の面でも家庭生活の面でも負荷がかかり過ぎてしまい、発病しました。私の双極性障害が完治したことで、家庭内が穏やかになり、結果的に彼も薬をやめることができました。

 

原因さえ理解して取り除けば、薬は必要ありません。

ストレスによって脳がダメージを受けるということは事実だと思いますが、薬でストレスは取り除けません。ストレスを取り除くのは自分です。

 

そのことに気づいて、薬が必要なくなる人が増えたらと強く願っています。

 

自己紹介

精神科通院歴23年。現在も通院中です。第2子出産後にうつ病を発症。薬を飲んでもうつ病は全く改善されず、考えられない程の大量処方で人格崩壊。双極性障害Ⅱ型にされました。
精神科医を信じて、一生薬を飲むつもりでしたが、ある人に「薬は飲まなくていい」と言われ、調べ始めたのがキッカケで、精神医療の闇に気付きました。
現在は、ベンゾジアゼピンのみ服薬中。7年後の断薬を目指して減薬中です。

こころの病をささえるコミュニティサイト「ここでいっしょに」を制作しました。
長い間、向精神薬を服用し続け、精神医療や精神科の医師に疑問や不満を持ち、薬の服用を不安に感じている方々のための情報交換の場となればと思い、制作しました。ご活用いただけたら幸いです。

www.koko-issho.com

当ブログは、ベンゾジアゼピン減薬・断薬の経過記録です。
※情報が正しいという保証はありません。
※減薬・断薬の経過は個人的なものです。

[記:2018年12月7日]