ベンゾジアゼピン断薬への道のり

ベンゾジアゼピンの薬害や減薬・断薬のプロセスの中で思ったこと、性別役割分業意識とうつ病発症の関係について綴ります。

ここでいっしょにプレサイト - 今までに頂いたみなさまの声をご紹介します Part.2

「ここでいっしょにプレサイト」に頂いたメッセージをご紹介します。

f:id:denko1228:20180108070222p:plain

 

今までに頂いたメッセージ

2018年4月27日に頂いたメッセージ

経過報告
今週4/23から投薬量を調整し見直してみました。
エチゾラム0.5mgの代わりにアルプラゾラム0.4mgに変更しました。
多少の眠気はありますが、気分は悪くはありません。
エチゾラムの時はそわそわ感がありイライラしていました。体質的に別の効果が出ていて必要な効果が得られていませんでした。投薬変更後も耳鳴りは収まりません。現状で3日目です。早ければ少し変化があるかと思います。
今後は減薬に向けてSSRIを減量しようか、その他のベンゾジアゼピンを減少させようか迷っています。
今、体内のベースにあるベンゾジアゼピンSSRIです。エチゾラムアルプラゾラムは少量でも変化が現れます。SSRIは1錠でも変化がゆっくりなので、週単位で変化が現れます。体内が汚染されていると言っても過言ではないかも知れません。
現服用はSSRI10mgを4錠です。一日の最大量です。流石に40mgは多いと思います。まずは、30mgにできれば成功です。1日2mgを1~2週間継続させて離脱症状が出なければそのまま4週間継続使用して経過観察する。計算上38.8mgの摂取になります。理論上10ヶ月でクリアーできる計算になります。これで失敗すれば元の木阿弥です。大多数が同じ経緯を辿ります。1回目は成功して2段階目で失敗するのが常です。この間に身体的変化または気分的・気候の変動が大きく健常者でも対応が難しいような場合はほぼ失敗します。離脱症状の辛さに耐えきれないのが現状でしょう。第一段階はほとんどの方がクリアーできます。第二段階からがとても難しい調整です。そのために、電子上皿天秤を購入します。
0.00gまで計測可能な秤で正確に計測しましょう。(通販などでも安価で手に入ります)
絶対に無理は禁物です。この離脱症状は無理して何とかなるようなものではありません。自分が苦しいだけです。周りには理解されません。正に孤独との戦いです。無理すると体重が減少したり、微熱が続いたり、しびれ、麻痺等の症状が現れます。内科的には全く異常が無く肉体的には異常なしとされます。実際に私は負荷心電も検査して全く異常は認められない。との判定を頂きました。
自転車の負荷は大変でした。しかし、異常なし。
SSRIは全ての全身状態が正常な時から始めなくてはなりません。少しでも具合が悪い時に初めても変化が分からないからです。そうなるとその他の病気との区別が出来ません。もちろん医者でも解りません。そうなっては回復手段が非常に難しく、病状を回復するのに何科を受診すればよいのか分からなくなってしまいます。冒頭に記載しました、焦りは本当に禁物です。私は何度も経験しました。その度に辛い思いをしました。だからこれだけ詳しくかけるのです。

現在の投薬変化は就寝前のエチゾラム1.0mg×2錠を徐々に減らし今はアルプラゾラム0.4mg+ロヒプノール1.0mg+0.5mg+ロラメット1.0mgにしました。
変更前は:エチゾラム1.0mg×2錠
     アルプラゾラム0.4×6錠
     ロヒプノール1.0mg×2錠
     ロラメット1.0mg×2錠
     エチゾラム0.5mg×2錠
合計:9.4mg+パキシル40mg

の状態からエチゾラム1.0mg×2錠止めた。
     アルプラゾラム0.4×0.5錠。に減少
     ロヒプノール1.0mg×1.5錠。に減少
     ロラメット1.0mg×1錠。に減少
     エチゾラム0.5mg×2錠止めた。
合計:2.7mg+パキシル40mg
変更後は変更前の半分以下です。減薬当時は離脱症状は発現しました。
これでも、充分な睡眠は出来ています。変更前は1日の投薬の限界量でした。
今はそれまでの約半分の服用量にしました。数か月は微熱が出ましたが、重篤な症状は出ませんでした。そのため、仕事への影響は最小で済みました。
その代わりに漢方薬が出ました。黄連解毒湯と言う睡眠効果のある漢方薬で寝る前に服用すると自然に眠りに入れます。あとは3回/日の加味逍遥散+抑肝散加陳皮半夏を使用しています。不思議とこの漢方薬を1.5年使用していますが、非常に安定した効き目があります。効き目が表れるまでは半信半疑でした。減薬しているので、眠れない時には服用していない分のベンゾジアゼピンを増量すれば良いのでかなり安心です。元々処方されているものを自分でコントロールしているんですから、決して増量しているわけではありません。処方の範囲内でコントロールしているまでです。誤解されないように。
アルプラゾラムに関しては、0.4mgを6錠/日が一日の限界ですと製薬の注意書きに書いてあるにも関わらず、6錠/日を出されていました。先生が:これ以上は出せません。(アルプラゾラムは2.4mgが一日の限界です。)
誰も出してほしいとは言っていなかった。勝手にカルテに書いているだけです。薬局でも多いですね???そりゃそうだよ廃人を作っているようなものだから。怒りを通り越して呆れました。
今までの高容量の処方に対してどのように減薬していくかが最大の問題です。
自分の体です。自分で分かる薬は調べて1/2(5mg)・1/4(2.5mg)・1/5(2mg)・1/6(1.66mg)・1/8(1.25mg)など小分けにして体内摂取量を少しだけでも減少させましょう。自分自覚症状は自分しか分からないのですから。医者がなんと言おうと所詮他人の意見です。想像です。予測です。(その減薬ために電子上皿天秤を購入するんです。)

変更後から約1週間程度経過しました。朝方は耳鳴りはあまりしません。体調も良く寝れるためか1日の中で横になる回数が減少してきました。出来ればこの状態を2~3週間様子を見て著しい変化が無ければ、パキシルのトータル40mgを38mgに挑戦してみたいと思います。寒い時期に行うよりは、暖かい時期に行う方が体に負担が少ないと先生のアドバイスもありました。私の目的はパキシルの減薬が最大の目的です。いかに、どれだけ減らすことが可能なのか?です。(文献で調査してみたところ、パキシルの減薬速度は安全領域は-2mg程度とされて
いました。)パキシルの減少量をほかのベンゾジアゼピン系が補ってくれれば非常に助かります。
先にも述べましたようにパキシルは一日の最大量を使用しています。酒を飲むことも心配で飲めません。おいしい酒を飲みたいので是非成功させたいのです。
お蔭様で酒の誘いは全てお断りするようになりました。誘われてもわざと車で行き運転があるので飲めないと断るのです。 パキシル以外のベンゾジアゼピンの頓服薬は単発なので、多少の離脱症状は覚悟してます。そして離脱症状が発現しても症状が長くは出現していないと想定できます。頓服ような感じで使用が出来ることが分かってきました。医師はここまで教えてくれません。患者を何人こなせるかで収入に大きく影響しますから。
まず、最重要のSSRIを少しでも減少させないと人生お先真っ暗状態です。

減薬改善1週間目。
耳鳴りは、依然と継続している。ひどい耳鳴りではなくなったような気がする。身体は軽い。動くことはあまり苦しくない状態になっている。気候が暖かくなったせいかもしれない。離脱症状発症時は動くことが辛くて、死にそうなくらい辛かった。(実施時期が悪かったかも知れない。冬季の実施だった。)
どうにかなってしまうのではないか?と考えるほどだった。身体は重く苦しく、動いても長くは動くことが出来ずに、(年のせいだね)といって誤魔化していた。同年代はもっと活躍しているのにと思うとイライラしてくる。これは悪循環と考えて、自分は人より劣っているのだと無理に認識させる。動くこともゆっくりでいいんだと言い聞かせて動くようにすると、不思議と気持ちも楽になるような気がした。医師に一度確認したことがあった。パキシルパキシルCRに変えたいと申し出た。しかし、薬局に置いてあるか分からないのでやめた方が良い。との回答でした。薬局より自分の腕を心配しろよな!って感じですよ。
世界的に有名なDrの身内ですから、あまり変なことは出来ないのは分かっています。日本のみならず世界的に有名な著書もあるのですから。
遅くなりましたが、私はパニック症候群でベンゾジアゼピン系の薬を処方してもらっています。
実際に今はベンゾジアゼピンの体内量は不足しているようです。この容量に体を慣らすことが重要です。慣れてくると次第に体内必要量に変かが現れます。ここまで来るのは本当に至難の業です。身体がいつ慣れてくれるかは誰も分からないからです。毎日変化はあります。変化したからと言って処方容量を変えてはいけません。我慢できる範囲で、我慢して体を慣らしていきます。どうしても辛い場合は頓服用のベンゾジアゼピンを少量服用すれば次第に回復します。(1~3日程度かかります)1種類を最大量服用する方法もあります。そうすることにより一時的
血中濃度が高くなり体は一時的に満足します。本人は満足しません。失敗したんですから。失敗は成功の元です。 しかし、一時的なものですからそこから元の減薬量にしても大きな変化は少ないです。減薬間引き法と同じです。減薬減少法とは違います。個人差はあります。依存性もあります。確約はできません。経験則です。
今までは、かなり無謀な人体実験をしたような気がします。これからは今まで培った経験則を頼りに無謀なことは止めて確実に実行していこうと思っています。
長くなりました。およそ3年間実験してみました。
ベンゾジアゼピンの取り扱い・減薬注意の経験からです。

[制作者注]SSRIおよびパキシルベンゾジアゼピン系の薬ではありません

[参考リンク]選択的セロトニン再取り込み阻害薬 - Wikipedia

 

2018年4月24日に頂いたメッセージ

小生も20年以上漫然と抗精神を服用していました。
とあるときに、知り合いから多すぎないと言われよく見ると一日の限界量まで処方されていたことに気づきました。それから減薬を検索して先生に相談して減薬を始めました。
しかし、2週間ほどで離脱症状が出現しました。それからは戦いです。
諦めようとした時もありました。
先生が離脱症状が出たときは元の量に戻せば良くなるを信じて行っています。
しかし、説明通りにはいきません。元に戻るかは定かではなかったんです。理論上は戻ることになっているようです。
睡眠障害も出現しました。睡眠時間が2~3時間は当たり前です。昼間に眠くなります。そして夜に眠れるかというと眠れません。同じ行動の繰り返しです。
何とか減薬しないと、人生がボロボロになります。
現在進行形です。

 

2018年4月22日に頂いたメッセージ

僕も重度のうつで約20年、様々な向精神薬を飲んできました。多剤大量処方の時もありました。うつの苦しさか薬の苦しさか正直わかりませんでした。でも言えるのは、うつは時と共に治っていくものだと思うのですが、薬は増えていきました。今考えれば常用量依存を起こしていたのだと思いますが、その時は薬の影響を疑うことはありませんでした。そしてあまりの薬の多さから転院をしましたが、それでも以前ほどではないですが、色々な薬を試されました。そして今、一日14錠の薬を飲んでいます。これでも多いと感じて色々調べて減薬することにしましたが、減薬スピードが早すぎたためか離脱症状で断念してしまいました。さらに厄介なのは睡眠薬抗うつ薬、安定剤、気分安定剤、と多種にわたり飲んでいるので、どう減薬していっていいか分からないというのもあります。そして今仕事ができなくなると困るので、仕事ができる程度に落ち着いている今を保つべきかすごく悩んでいます。少しづつというのが基本なのは分かっているのですが、一度経験した離脱症状が怖くて今一歩が踏み出せません。これからどうなっていくのでしょうか。凄く不安です。

 

2018年4月10日に頂いたメッセージ

20年以上、心療内科・精神科で漫然と抗うつ薬抗不安薬を処方され、どの精神科医も信用できなくなり、自力で減薬を始めましたが、離脱症状は酷く先が見えない状態でかなり辛い毎日です。

 

2018年2月4日に頂いたメッセージ (30代 女性)

薬で身体も心も私生活もボロボロにされる。

 

前回までに頂いたメッセージはこちらです。 sayonarabenzo.hatenablog.com

 

お知らせ

現在、ユーザーテストの準備を進めています。ユーザーテストで使用するテストデータを募集させていただきたいと考えています。詳しくは後日発表させていただく予定です。

引き続き、みなさまからのメッセージをお待ちしています。

 

自己紹介

精神科通院歴22年。現在も通院中です。第2子出産後にうつ病を発症。薬を飲んでもうつ病は全く改善されず、考えられない程の大量処方で人格崩壊。双極性障害Ⅱ型にされました。
精神科医を信じて、一生薬を飲むつもりでしたが、ある人に「薬は飲まなくていい」と言われ、調べ始めたのがキッカケで、精神医療の闇に気付きました。
現在は、ベンゾジアゼピンのみ服薬中。

こころの病をささえるコミュニティサイト「ここでいっしょに」を制作中です。
悩みや苦しみ・情報を共有できる場を作りたいです。

プレサイトは

www.koko-issho.com

当ブログは、ベンゾジアゼピン減薬・断薬の経過記録です。
※情報が正しいという保証はありません。
※減薬・断薬の経過は個人的なものです。

[記:2017年11月11日]