ベンゾジアゼピン断薬への道のり

ベンゾジアゼピンの薬害や減薬・断薬のプロセスの中で思ったこと、性別役割分業意識とうつ病発症の関係について綴ります。

某大手介護サービス企業の実情を垣間見た感想

某大手介護サービス企業が経営する「介護付有料老人ホーム」に見学に行く機会があったので、その感想を書きます。(後日談を追加しました)

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老人ホームを見学してきました

余程お金があるか、差し迫った事情がない限り見学に行かないであろう、某大手介護サービス企業が経営する施設に見学に行く機会があった。いわゆる「介護付有料老人ホーム(高級)」ってやつだ。一部上場企業で業界最大手だと、社員さんに自慢げに施設を案内された。

高級感のあるロビー、高級レストラン、清潔感のある(でも無機質な)居室、寝たきりでも入浴できるというお風呂などなど、施設を一通り見学させてもらった。施設を見て回っていた私は、昔 病院に入院した時の事と、旅行で高級ホテルに泊まった時の事を連想し、「ここには住みたくないな」「『暮らす場所』じゃないな」と感じた。

 

知人がその某大手介護サービス企業に新卒で就職しました

今年、知人が新卒でその会社に入社した。研修のあと、今はデイサービス施設に勤務している。ちょっと興味があったので話を聞いてみた。

「利用者さんが、急に倒れたりしたときはどうするの?」

まだ、入社3ヶ月とはいえ、入社時にはしっかり研修も受けている(はず)。しかし、期待に反して、しどろもどろで答えられないばかりでなく

「そんなの新人なんだからわかるワケないでしょ!」

とキレられて、驚いた。責めているつもりはではなかったのに・・・。

せめて、「利用者さんには、何人かのチームで対応しているから大丈夫」とか「そばで看護士がいつも見ているから大丈夫」くらいの答えが欲しかった。これでは、何かあった時、アタフタするんじゃないかと大変不安に感じた。

 

介護サービスにはお世話になりたくないです

一部上場の業界最大手の有名企業ですら、こんな状態なんだから、他の介護施設はもっとひどいであろうことは容易に想像できる。

もし、有り余るほどのお金があっても、絶対介護施設にはお世話になりたくない、と思った。(お金ないから、関係ないけど)

それに、毎日手の込んだ料理が食べられても、毎日お風呂に入れても、全部時間が決まっていたんじゃ、息が詰まる。

好きな時に好きなことができるなら、一日一食、白米しか食べられなくても、毎日お風呂に入れなくても、ずっとずっと幸せだと思う。

価値観は人それぞれだけど、私は、老人ホームに入るくらいなら、餓死してもいいくらいです。あそこでは、私は幸せには生きられないと思うから・・。

 

後日談

前出の新人さんとの会話の中で、熱中症の話になったので

「お年寄りって、暑さとか喉が渇いたとか感じにくいから熱中症になりやすいらしいよ」と言ったら、「与えてるよ(`´)」と言われました。

彼女は、利用者さんを何だと思っているのでしょうか?

 つつけばもっといろいろな問題発言が出てきそうですが、不愉快になるだけ損なので、なるべく関わるのはやめようと思います。

 

自己紹介

精神科通院歴22年。現在も通院中です。第2子出産後にうつ病を発症。薬を飲んでもうつ病は全く改善されず、考えられない程の大量処方で人格崩壊。双極性障害Ⅱ型にされました。
精神科医を信じて、一生薬を飲むつもりでしたが、ある人に「薬は飲まなくていい」と言われ、調べ始めたのがキッカケで、精神医療の闇に気付きました。
現在は、ベンゾジアゼピンのみ服薬中。

こころの病をささえるコミュニティサイト「ここでいっしょに」を制作中です。
悩みや苦しみ・情報を共有できる場を作りたいです。

プレサイトは

www.koko-issho.com

当ブログは、ベンゾジアゼピン減薬・断薬の経過記録です。
※情報が正しいという保証はありません。
※減薬・断薬の経過は個人的なものです。

[記:2017年11月11日]