ベンゾジアゼピン断薬への道のり

ベンゾジアゼピンの薬害や減薬・断薬のプロセスの中で思ったこと、性別役割分業意識とうつ病発症の関係について綴ります。

NHK あさイチ 2月6日放送「知ってほしい・・・。“いじめ後遺症”」に関する意見を、BPO 放送倫理・番組向上機構に送りました

NHK あさイチ 2月6日放送「知ってほしい・・・。“いじめ後遺症”」に関する意見

NHK あさイチ WEBサイト URL]

www1.nhk.or.jp

あさイチ WEBサイトより引用]
専門家の治療を受け、「自分は悪くない」と思え、また自尊感情を高められたことで“いじめ後遺症”から脱出できた女性をご紹介しました。
[引用 ここまで]

放送された再現VTRは、心療内科に行き、医師に、親身に話を聞いてもらい、励ましてもらったり、褒めてもらったりして、自尊感情を高められ、“いじめ後遺症”から脱出できた、という内容でした。
薬を処方されたかどうかについては、全く触れられていませんでした。

しかし、基本的に、医師(手術等を行う医師以外)は、症状を聞き、診断名を決めて、薬を処方するのが仕事なのではないでしょうか?
精神医療の現場に身を置く臨床心理士も、同じ意見の方がおられました。
VTRのように、薬も処方せず、親身に話を聞くことで治療するというのは、非常に非現実的であり、考えにくいと思います。


心療内科や精神科では、診断のための科学的診断根拠がないため、検査もなく、診断名が決められています。(他科の病気ではないことを確認するための検査はする場合があります)また、他科と同様に、3分診察である場合がほとんどです。

今回の放送を見た方の中には、心療内科や精神科へ行けば、親身に悩みを聞いてもらえて、苦しみが楽になると、期待された方が多くおられると思います。
重大な誤解を与える、不適切で無責任な内容であり、断じて許すわけにはいきません。
特に、NHKであるという点も、大きな問題であると考えます。何故なら、民放に比べ、信頼感が高いからです。

いじめがまん延している中で、この放送を見て、自分も“いじめ後遺症”なのでは?と思い、救いを求めている方を、心療内科・精神科に誘導する、危険で無責任な放送内容ですので、厳しく抗議致します。

(投稿は500字以内のため、実際に投稿した内容は以下です。)
知ってほしい・・・。“いじめ後遺症”で放送された再現VTRは、心療内科に行き、医師に親身に話を聞いてもらい励ましてもらったり褒めてもらったりして自尊感情を高められ“いじめ後遺症”から脱出できたという内容でした。薬を処方されたかどうかについては全く触れられていませんでした。
医師は、症状を聞き診断名を決めて薬を処方するのが仕事なのではないでしょうか?VTRのように、薬も処方せず、親身に話を聞くことで治療するというのは、非常に非現実的であり、考えにくいと思います。
心療内科や精神科では、診断のための科学的診断根拠がないため、検査もなく、診断名が決められています。
(他科の病気ではないことを確認するための検査はある)他科と同様に3分診察である場合がほとんどです。
今回の放送を見た方の中には、心療内科や精神科へ行けば、親身に悩みを聞いてもらえて、苦しみが楽になると、期待された方が多くいると思います。重大な誤解を与える、不適切で無責任な内容です。この放送を見て、自分も“いじめ後遺症”なのでは?と思い、救いを求めている方を、心療内科・精神科に誘導する、危険で無責任な放送内容ですので厳しく抗議します

自己紹介

精神科通院歴22年。現在も通院中です。第2子出産後にうつ病を発症。薬を飲んでもうつ病は全く改善されず、考えられない程の大量処方で人格崩壊。双極性障害Ⅱ型にされました。
精神科医を信じて、一生薬を飲むつもりでしたが、ある人に「薬は飲まなくていい」と言われ、調べ始めたのがキッカケで、精神医療の闇に気付きました。
現在は、ベンゾジアゼピンのみ服薬中。
当ブログでは、ベンゾジアゼピン減薬・断薬の経過記録と精神医療の闇に関する情報を発信しています。
※情報が正しいという保証はありません。
※減薬・断薬の経過は個人的なものです。