ベンゾジアゼピン断薬への道のり

ベンゾジアゼピンの薬害や減薬・断薬のプロセスの中で思ったこと、性別役割分業意識とうつ病発症の関係について綴ります。

ベンゾ減薬 経過記録 その1

前回の減薬失敗でひどくなった動悸は、服薬量を戻しても治まりません。転院して、やはり精神科医には頼れないと確信した私は、リーマスロナセンを断薬し、生活リズムを整えて、精神的に落ち着きを取り戻し、ベンゾジアゼピン減薬に再チャレンジしています。

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減薬前の服薬量

ベンザリン 2mg × 2錠
ハルシオン 0.125mg × 2錠

第1段階 2016年9月28日

まずは、アシュトン・マニュアル90%挫折しない睡眠薬の減薬・断薬方法(睡眠薬断薬.net)を参考に、ハルシオンベンザリンに置換しようとしました。一度に全部は無理なので、まずは、ベンザリンを1/4錠(0.5mg)増やしました。

<服薬量>
ベンザリン 2+1/4錠
ハルシオン 2錠

翌日は、アラームが鳴ってもなかなか起きられず、頭痛と強烈な眠気で起きていられませんでした。

第2段階 2016年9月29日

ベンザリンを増やした副作用がひどいので、今日は、ハルシオンを1/6錠(約0.021mg)減らしてみました。

<服薬量>
ベンザリン 2+1/4錠
ハルシオン 1+5/6錠

頭痛はありませんでしたが、全然起きられませんでした。予想以上にベンザリンを増やした影響は大きい大きいようです。やはりマニュアルに書いてある通りというわけにはいかないと痛感しました。

第3段階 2016年9月30日

第1段階、第2段階での失敗でやり方を変えることにしました。はじめに置換をするのをやめ、現在服用中のベンザリンをまず 0mg にすることを目標にしました。減薬量は1/16です。

<服薬量>
ベンザリン 1+15/16錠
ハルシオン 2錠

動悸は相変わらずですが、生活リズムも整い、週2日のペースで会社にも行けるようになりました。1ヶ月間の休職期間満了のため退職し、現在は同じ会社でパートで働いています。退職になった時は少しショックでしたが、社員としてフルで働いていた時と比べ、ストレスも少なく、減断薬には最適な環境になったと考えています。

第4段階 2016年10月7日

ベンザリンを 1/16 ずつ減薬するつもりで、実際は 1/32量の減薬だったことに気づき、服薬量を変更しました。

<服薬量>
ベンザリン 1+7/8錠
ハルシオン 2錠

しかし、翌日、翌々日と頭痛がひどく、治まる気配がないので、第3段階に戻すことにしました。

第5段階 2016年10月9日

<服薬量>
ベンザリン 1+15/16錠
ハルシオン 2錠

やはり、頭痛、肩こり、動悸がひどくなったまま治まりません。第3段階の1週間の調子がよかったので、気を良くしてしまったのでしょうが、現実はそう甘くありませんでした。焦ってはいけないと思い知らされました。

第6段階 2016年10月10日

また振り出しに戻りました。

<服薬量>
ベンザリン 2錠
ハルシオン 2錠

次の段階に向けて

以前、ハルシオンの強行な減薬で痛い目に遭ったので、今回は体と相談しながら、服薬量の調整を早めにすることができました。結局は振り出しに戻ってしまいましたが、そうして失敗を繰り返しながら、何年もかけて断薬するしかありません。中には一気に断薬をされる方もおられるようですが、私は私の納得したやり方で進めていこうと思っています。決して焦らず、それでも一歩一歩断薬へと向かっている気持ちがします。

 

自己紹介

精神科通院歴22年。現在も通院中です。第2子出産後にうつ病を発症。薬を飲んでもうつ病は全く改善されず、考えられない程の大量処方で人格崩壊。双極性障害Ⅱ型にされました。
精神科医を信じて、一生薬を飲むつもりでしたが、ある人に「薬は飲まなくていい」と言われ、調べ始めたのがキッカケで、精神医療の闇に気付きました。
現在は、ベンゾジアゼピンのみ服薬中。

こころの病をささえるコミュニティサイト「ここでいっしょに」を制作中です。
悩みや苦しみ・情報を共有できる場を作りたいです。

プレサイトは

www.koko-issho.com

当ブログは、ベンゾジアゼピン減薬・断薬の経過記録です。
※情報が正しいという保証はありません。
※減薬・断薬の経過は個人的なものです。

[記:2017年11月11日]