ベンゾジアゼピン断薬への道のり

ベンゾジアゼピンの薬害や減薬・断薬のプロセスの中で思ったこと、性別役割分業意識とうつ病発症の関係について綴ります。

食べること、生きることと自立について

先日美容院での会話の中で「旦那さんの食事はどうしてるんですか?」と聞かれ、怒りを覚えました。なぜ「食事を作るのは女性」だと思うのでしょうか?食べること、生きることと自立について考えてみました。 

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食べることは生きること

人間は食べないと死んでしまいます。生きていくためには食べなくてはいけません。生きる基本である「食べること」を人任せにするということは「生きる」という事を放棄しているに等しいですし、自分の命を危険にさらしていることにもなります。

自分の命を守るためには、「食べること」についても自分で責任を持つことが必要です。しかし、そんな大事な事を人任せ、特に妻や母親任せにしている人がいかに多いことか。もし、そんな大事な事を任せてしまっている人に異変があったら、自分の命が危険にさらされてしまうことになります。

 

「自立」ということ

私たちは、毎日、いろいろなことを決めながら生活しています。

「何を着るか」「何を食べるか」

常に「決定」することが求められます。

自分はどうしたいか、自分で考え、自分で決めて、自分で行動し、どんな結果になっても自分で責任を持つ。これが「自立」だと思います。

自分で決めたことなら、たとえ失敗しても受け入れることができます。

もし、人が決めたことに従った結果が失敗だったら、どうでしょう?怒るだろうし、恨むでしょう。

例えば、作ってもらった食事が気に入らないと文句を言う人はいませんか?なぜ不満を感じるのでしょうか?人任せにしているにも関わらず、自分の思い通りになるのが当然だと思っているから不満を感じるのです。

「不満」を心地よく感じる人はいないでしょう。「不満」という感情は、自分にとっても相手にとってもマイナスです。「不満」をなくすためにも「自立」が必要なのです。

 

「自立」の効果

「自分のことは自分でする」という意識が持てるようになると、些細なことでも、何かしてもらった時には感謝の気持ちが生まれます。「感謝」の気持ちは自分にも相手にも心地よい感情です。

反対に、「誰かにやってもらうのが当たり前」という意識でいると、何かしてもらっても何も感じず、思い通りにならなかった時に不満や怒りを感じます。「不満」や「怒り」は自分にも相手にも有害な感情です。

つまり、心地よい気持ちで生活するためにも「自立」が必要なのです。

 

昨今のニュースを見て感じること

自殺、いじめ、虐待、過労、殺人。さまざまな悲惨なニュースが連日報道されています。

何でも親任せで生きてきた結果、自立出来ないまま大人になり、そんな大人が結婚して、夫任せ、妻任せ、あるいは、結婚してまでも親任せという意識のまま子どもを産み、自立できない人間を作っている現状では、ある意味無理もない結果ではないかと感じます。

「自分の命は自分で守る」

今必要なのは、そういう「自立」できる人を育てる教育なのではないでしょうか。

日本人は特に依存心が強いように感じます。

家族、親族、友人、SNSスマホ、アルコール、ギャンブル、お金等々…。

不幸の多くは依存から始まります。

スマホに私の全てが入っている」と言っている人をテレビで見ましたが、スマホも機械ですからいつかは壊れます。特に電子機器はある日突然壊れることが多いのです。「スマホに自分の全てが入っている」としたら、スマホが壊れたら、自分も壊れてしまわないのでしょうか?

何かに依存するということは、自分の命を「何か」に支配されるということです。支配されていたら自分の人生を生きることはできません。自分は何かに支配されていないか、考えてみてください。

 

生きるための基本的なことは自分でやろう

「食べること」「衣服を清潔に保つこと」「住まいを清潔に保つこと」は、命を守り、快適に生きるために重要なことです。そんな重要な事を、妻や親など、自分以外の人に丸投げするという行為は、自分の命を粗末にしていることに他なりません。

今まで、やってもらうのが当たり前だと育てられてきてしまっては、急にそんな事を言われてもできないでしょうが、どうか「奥さん」「お母さん」、夫を子どもを、そして自分自身を「自立」できる人間に育てましょう。

「自立されてしまったら、私の立場はどうなるの?」などと、心配する必要はありません。「自立」させたら、本当の自分の人生の始まりです。また、「自立」した人同士の方が心地よい関係ができ、不必要に怒ることも減ります。

小さな事から、自分で決めること、自分でやる事の気持ちよさを感じられるようにしてあげましょう。まだ小さな幼児でも、考えや気持ちを聞いてあげて、尊重してあげましょう。自分でできることは、時間がかかっても自分でやるようにさせましょう。失敗は次はどうすればいいかを学ぶチャンスですから、大怪我しそうな場合以外は、親は見守るだけにしましょう。「こうしなさい」と育てた方が楽ですが、それでは「自立」できる人間は育ちません。子どもが「自立」しないと親も自分の人生を生きられません。

 

まとめ

女性は、せっかく次世代の命を育てるチャンスがあるのです。

男が支配しているやりにくい会社組織の中で、頭の固い老害上司と戦うのも大切でしょうが、未来のある、そして、育てがいのある子どもを「自立」できる人に育てる、また、身近な男である夫を「自立」できる人間に育てる。それは意外とやり甲斐がある仕事ではないでしょうか?

政治も制度も社会の価値観も、変わるには100年単位の長い年月がかかりますが、子どもは20年で育ちます。女性の皆さん、「自立できる人間育て」について、ぜひ考えてみてください。

 

自己紹介

精神科通院歴22年。現在も通院中です。第2子出産後にうつ病を発症。薬を飲んでもうつ病は全く改善されず、考えられない程の大量処方で人格崩壊。双極性障害Ⅱ型にされました。
精神科医を信じて、一生薬を飲むつもりでしたが、ある人に「薬は飲まなくていい」と言われ、調べ始めたのがキッカケで、精神医療の闇に気付きました。
現在は、ベンゾジアゼピンのみ服薬中。

こころの病をささえるコミュニティサイト「ここでいっしょに」を制作中です。
悩みや苦しみ・情報を共有できる場を作りたいです。

プレサイトは

www.koko-issho.com

当ブログは、ベンゾジアゼピン減薬・断薬の経過記録です。
※情報が正しいという保証はありません。
※減薬・断薬の経過は個人的なものです。

[記:2017年11月11日]

家族が減薬始めました

私のほかに2人の家族が双極性障害で服薬しています。私のうつ病発症前から減薬中の現在までの全てを身近で見てきた家族。そして、私の長期にわたるうつ病によるストレスで双極性障害になってしまった。その家族の1人が、近頃、減薬を始めました。

 

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減薬のきっかけ

痩せないと糖尿病の薬も飲まなくてはいけないと医者に言われたそうです。しかし、糖尿病の薬は始めたらやめられないと聞くし、これ以上薬は飲みたくないという思いがあり、なんとか飲まないで済む方法を探すことにしました。

 

最初の一歩

まず、今飲んでいる薬の説明書を、下記のサイトからダウンロードして、よく読みました。

独立行政法人 医薬品医療機器総合機構

www.pmda.go.jp

服用している薬は、

高血圧の薬(アムロジピン
高脂血症の薬(リピディル)
精神科の薬(リーマス・ラミクタール・エビリファイハルシオン

ハルシオンは、服用をやめて何ヶ月か経過しています。

注目したのは、エビリファイです。併用注意の項目に「降圧剤」とあります。降圧剤とは高血圧の薬のことで、「ともに降圧作用がある」とあります。つまり、同時に飲む場合、注意が必要ということです。しかし、内科、精神科の医者や薬剤師からは特に説明はなかったそうです。エビリファイの効果も感じていない上、危険かもしれないという心配があるのであれば、飲むのはやめようということで本人が納得したので、やめました。

やめても特に健康状態や精神症状に変化はなく、少し体重が減ってきているという、いい影響もありました。

 

睡眠の改善

私は睡眠アプリを使っていて、偶然、次の事実を発見しました。
「照明がついている状態では、眠っているつもりでも、眠りが浅い」
テレビと照明をつけたまま、なし崩し的に寝入っていた家族は、このデータを見せた日から、照明を消して眠りにつくようになりました。その結果、日に日に、朝の出勤時の様子が元気になっていきました。

 

第2段階

家族は、1ヶ月半ほど前から、皮膚に炎症が起こり、皮膚科でもらったぬり薬を使っていました。しかし、あまり薬の効果はなく、再び悪化してしまいました。 そこで、ラミクタールの副作用ではないかと疑ってみる事にしました。

ラミクタールの説明書には【警告】として「全身症状を伴う重篤な皮膚障害があらわれることがあり、死亡に至った例も報告されているので(以下、省略)」とあります。 医者も発疹には気をつけて投与しているようですが、「重篤」でなければ問題ないと考えているのではないかと思います。

普段、健康な状態(双極性障害なのに健康というのも変ですが…)では問題がないようでも、疲れたりして体の抵抗力が落ちると、副作用も出やすいだろうということは、素人でも想像できます。

とりあえず、ラミクタールを半量だけ減らして様子を見ています。今のところ、双極性障害の症状が悪化したということはありません。

 

今後のこと

今後も様子を注意深く見守り、本人の意思と希望を尊重しながら、減薬を進めていくための手伝いができればと考えています。

病気によっては、どうしても薬が必要な場合もあることは否定しませんが、生活習慣病精神障害の一部は、出来るだけ薬を使わずによくなるのが理想だと考えています。

1人でも多くの人が、不要、かつ、有害な薬を飲まないで済むよう、まずは身近な人の役に立てればと思っています。

 

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精神科通院歴22年。現在も通院中です。第2子出産後にうつ病を発症。薬を飲んでもうつ病は全く改善されず、考えられない程の大量処方で人格崩壊。双極性障害Ⅱ型にされました。
精神科医を信じて、一生薬を飲むつもりでしたが、ある人に「薬は飲まなくていい」と言われ、調べ始めたのがキッカケで、精神医療の闇に気付きました。
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[記:2017年11月11日]

《双極性障害》精神科の薬で経験した作用・副作用

長かった服用期間で、特に覚えている副作用について書きます。 薬を飲んでよかったことはありませんので、作用については書くことはありません。 薬をどんなに飲んでも「病気」は良くなりませんでしたが、薬が減ってきたら、だんだんと良くなってきました。今は、ベンゾ以外の薬は飲んでいません。

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私が経験した副作用(不快な症状)には、次のような症状がありました。ここに書いたのはごく一部です。

どれも、医者に言うと双極性障害の症状が悪化したと言われ、薬が増えてしまうので、症状があっても医者には言わなくなりました。

どの症状も薬をやめたらなくなりましたし、双極性障害の症状も全く出ていません。

 

◆どの薬かは特定できない症状

常にイライラピリピリしていて、ちょっとした物音や話し声にも悪意や敵意を感じ、不安・恐怖・怒りの毎日でした。

便秘や頭痛、下痢などの症状もあり、精神科の薬の他に、それらの症状を抑える薬も飲んでいました。

体も脳も自分の思うように動いてくれないもどかしさで、本当に病気のようでしたが、実際、薬をやめたら、全てが元に戻りました。

 

セロクエル

体重増加
飲んでいた当時は、今より40キロ近く太っていました。

 

エビリファイ

わけもなく気分がソワソワしたり、体がムズムズしたりしました。

 

リーマス

手が震えて、まともに文字が書けませんでした。食器を運ぶ事もできませんでした。

 

デパケン

飲んでも飲まなくても、良くも悪くも全く影響はなかった気がします。他にもいくつかの薬を同時に飲んでいたので、デパケン特有の副作用はよくわかりません。

 

◆ラミクタール

飲んでいましたが、すぐにやめてしまったと記憶しています。気分が異常にハイになったように覚えています。

 

他にも、もっともっと色々な薬をたくさん飲んでいました。不快な症状も、もっともっとありましたが、今はこれしか覚えていません。本当につらい毎日でした。薬をやめられてよかったとこころから思っています。

 

今も、自分は双極性障害や他の精神障害だと信じて一生薬を飲むと考えている方もいらっしゃるようですが、早く「薬は害の方が多い」と気づいて、薬をやめられる方が一人でも増えたらと願っています。

 

そんな私の経験から、「病気」で悩んでいる方の声を集めて、みなさんで共有できるようになればと考え、コミュニティサイトを制作しています。

症状のこと、薬のこと、病院のこと、仕事のこと、家族とのことなど、疑問や不安、悩みなどを、多くの方と共有することで、「こころの病」の方の希望になればと思っています。

近々、アンケートを兼ねた、コミュニティサイトを紹介するWEBサイトを公開予定です。アンケートやコミュニティサイトに興味を持っていただけましたら、コメントやTwitterなどでご連絡いただけると嬉しいです。ご連絡を頂いた方には、後日、WEBサイトの情報をお知らせいたします。

 

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[記:2017年11月11日]

某大手介護サービス企業の実情を垣間見た感想

某大手介護サービス企業が経営する「介護付有料老人ホーム」に見学に行く機会があったので、その感想を書きます。(後日談を追加しました)

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老人ホームを見学してきました

余程お金があるか、差し迫った事情がない限り見学に行かないであろう、某大手介護サービス企業が経営する施設に見学に行く機会があった。いわゆる「介護付有料老人ホーム(高級)」ってやつだ。一部上場企業で業界最大手だと、社員さんに自慢げに施設を案内された。

高級感のあるロビー、高級レストラン、清潔感のある(でも無機質な)居室、寝たきりでも入浴できるというお風呂などなど、施設を一通り見学させてもらった。施設を見て回っていた私は、昔 病院に入院した時の事と、旅行で高級ホテルに泊まった時の事を連想し、「ここには住みたくないな」「『暮らす場所』じゃないな」と感じた。

 

知人がその某大手介護サービス企業に新卒で就職しました

今年、知人が新卒でその会社に入社した。研修のあと、今はデイサービス施設に勤務している。ちょっと興味があったので話を聞いてみた。

「利用者さんが、急に倒れたりしたときはどうするの?」

まだ、入社3ヶ月とはいえ、入社時にはしっかり研修も受けている(はず)。しかし、期待に反して、しどろもどろで答えられないばかりでなく

「そんなの新人なんだからわかるワケないでしょ!」

とキレられて、驚いた。責めているつもりはではなかったのに・・・。

せめて、「利用者さんには、何人かのチームで対応しているから大丈夫」とか「そばで看護士がいつも見ているから大丈夫」くらいの答えが欲しかった。これでは、何かあった時、アタフタするんじゃないかと大変不安に感じた。

 

介護サービスにはお世話になりたくないです

一部上場の業界最大手の有名企業ですら、こんな状態なんだから、他の介護施設はもっとひどいであろうことは容易に想像できる。

もし、有り余るほどのお金があっても、絶対介護施設にはお世話になりたくない、と思った。(お金ないから、関係ないけど)

それに、毎日手の込んだ料理が食べられても、毎日お風呂に入れても、全部時間が決まっていたんじゃ、息が詰まる。

好きな時に好きなことができるなら、一日一食、白米しか食べられなくても、毎日お風呂に入れなくても、ずっとずっと幸せだと思う。

価値観は人それぞれだけど、私は、老人ホームに入るくらいなら、餓死してもいいくらいです。あそこでは、私は幸せには生きられないと思うから・・。

 

後日談

前出の新人さんとの会話の中で、熱中症の話になったので

「お年寄りって、暑さとか喉が渇いたとか感じにくいから熱中症になりやすいらしいよ」と言ったら、「与えてるよ(`´)」と言われました。

彼女は、利用者さんを何だと思っているのでしょうか?

 つつけばもっといろいろな問題発言が出てきそうですが、不愉快になるだけ損なので、なるべく関わるのはやめようと思います。

 

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[記:2017年11月11日]

RCサクセション「金もうけのために生れたんじゃないぜ」

素晴らしい歌を知りました。私の想いは間違っていなかったと嬉しくなりました。『金もうけ』のために薬漬けにされたことを知り、やっと気づいた本当の幸せを大切にしたいと思います。清志郎さん、ありがとうございます。

 

「金もうけのために生れたんじゃないぜ」 歌詞

  歌:RCサクセション
 作詞:忌野 清志郎
 作曲:肝沢 幅一

金もうけのために生れたんじゃないぜ
金もうけのために働くのはいやなのさ

金もうけに疲れて 死んで行くなんて
悲しい事さ

金もうけのために したくない仕事に
金もうけのために 一生かけるなんて
それで人間かよ ロボットと同じさ

虚しい事さ

金もうけに疲れて 死んで行くなんて
悲しい事さ

金なんか無くたって 幸せになれるさ
金なんか無くたって 笑って死ねるのさ
やりたい事をやって うえ死にするのなら
満足なのさ

金もうけのために生れたんじゃないぜ
金もうけのために働くのはイヤなのさ

金もうけのために生れたんじゃないぜ
金もうけのために働くのはイヤなのさ

 

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精神科通院歴22年。現在も通院中です。第2子出産後にうつ病を発症。薬を飲んでもうつ病は全く改善されず、考えられない程の大量処方で人格崩壊。双極性障害Ⅱ型にされました。
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※減薬・断薬の経過は個人的なものです。

メンタルクリニックを変えました

またまた、メンタルクリニックを変えましたので、そのエピソードを紹介します

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前のクリニックでのエピソード

医者の言葉は、言われたままを記載しています。

エピソード1

成育歴を事細かに聞いた後、「病気じゃないね。性格の問題だよ」と言われました。「性格の問題の方が厄介なんだよ」とも言われました。

エピソード2

[医者]リーマスもやめてもいいんじゃない(ロナセンはすでにやめていました)
[私]どんなスケジュールでやめたらいいでしょうか?
[医者]依存性はないから、大丈夫だよ

エピソード3

[私]リーマスやめました
[医者]いっぺんにやめたの?大丈夫かな?

エピソード4

[医者]今、働いてるの?(何度も同じことを聞かれました)
[私]週2で働いてます(初診時から何回も言っている事です)

エピソード5

[医者]職場で困ってることはない?
[私]特にありません。
[医者]環境がいいんだね。

他にもいろいろエピソードはありますが、一事が万事、こんな感じです。あまりにもいい加減すぎて、うんざりしてしまいました。

近所に新しいメンタルクリニックが開業しました

地域新聞に内覧会の広告があったので行ってみました。

クリニックの建物の前には、男性が二人立っていて、ビルに入ろうとしたら丁寧に案内されました。バックに力のあるスポンサーがいるのではないかと推測されます。

院内に入ると、丁寧な対応でスタッフに設備を案内されました。医師が出てきたので、紹介状がなくても転院は可能ですかと聞いたところ、あった方がいいですが、なくても診ますよと言われました。

早速予約をと促され、予約を入れました。自立支援を持っているかと聞かれたので、もうすぐ期限が来るが、今の医者は診断書を書いてくれないようだと言うと、「私は書きますよ」と言われました。

初診時のエピソード

まずは、スタッフによる問診がありました。

発症からの大まかな経緯と、転院したい理由・ベンゾジアゼピン減薬中である旨を伝えました。「本医院に期待している事は?」と聞かれたので、ベンゾジアゼピンの減薬断薬を理解していただき、応援していただきたいと伝えました。

次に、医師の診察がありました。

ベンゾジアゼピン減薬断薬の希望は理解し、受け入れてくれている様子でした。前の病院で、私を発達障害と疑っている様だとスタッフに伝えたので、一応問診されました。

[医者]こだわりとかありませんでしたか?
[私]こだわりってどういうことですか?
[医者]例えば、電車が好きで、電車の本ばかり集めていたとか・・・。
[私](内心「はぁ?」と思いながら)ありません。

どうやら発達障害ではないらしいと思ってもらえたようです。そして、ベンゾジアゼピンの減薬のやり方を説明し始めたので、ついそれを遮って、今の服薬量(ベンザリンは現在2mgを1錠+10/16錠)を説明してしまいました。

[医者]中途半端な減薬量ですね。ベンザリンは半分にしてみましょうか
[私]自分で考えて、納得した上で決めているので、今のまま続けます。
[医者]セオリーとしては、ハルシオンから先にやめるのがいいんですよ。
[私]はぁ・・・。
[医者]まあ、自分で試してみたください。一応セオリーとしてはね・・(あなたのやり方は違うんだよと言いたいのでしょう)

言っていることが「アシュトンマニュアル」と真逆なので、内心「何言ってんだ、こいつは・・」と思いましたが、へそ曲げられると厄介なので言いませんでした。ちなみに、内覧会の時に言っていた自立支援の診断書の件については何も言われませんでした。

次回診察の対策

処方箋を書いてもらいに行くたびに「セオリーは・・」などと言われると不愉快ですし面倒なのですが、初診時のように不用意に言葉を遮ってしまうと、医者のプライドを傷つけてしまい、結果的に余計なトラブルの元なので、次回は、次のようなアプローチでやってみようと思っています。

[前回の診察後の状態を伝える]
正直、「余計なことは言わなくていいです」と言いたいところですが、それは言えないので、「特に困っている事はありません」と言おうと思っています。
[希望を伝える]
「前回と同じお薬を28日分、お願いします」と、丁寧かつキッパリと言おうと思っています。

さて、どういう反応をするのでしょうか?本当に、精神科医には苦労されられますね。

次回の診察時の様子は、また、記事にしようと思っています。

追記 2回目の診察の様子

2回目の診察は、拍子抜けするくらい簡単で、現在の減薬量を報告して終わりでした。全く的外れな、余計な心配でした。

薬局も、50過ぎの私に「妊娠・授乳してますか?」などど聞くようなストレスフルな店はやめて、年配の薬剤師がやっている馴染みの店に変えました。

これで安心して減薬に取り組めそうです。

 

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[記:2017年11月11日]

ベンゾ減薬 経過記録 その4

主な症状は、動悸・肩こり・頭痛・眠気・息苦しさです。今回は、症状についてと、生活する上で心がけている事や毎日の過ごし方について書きます。

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服薬量

2017年2月11日~2017年3月10日

ベンザリン 2mg 1錠+12/16錠(減薬率 12.5%)
ハルシオン 0.125mg 2錠 (減薬率 0%)

2017年3月11日~

ベンザリン 2mg 1錠+11/16錠(減薬率 15.6%)
ハルシオン 0.125mg 2錠 (減薬率 0%)

症状と対処

動悸は目が覚めた瞬間から夜寝るまで一日中続いています。動悸と言っても、たぶん普通の人が知っている動悸とは全く違うと思います。心臓全体と、脳・顔・首などの全血管がドンドン・ドクドクと強く不快に脈打つ感じです。前はすごくイヤでしたが、今はあまり気にならないこともありますし、つらくて仕方ない時もあります。動悸がつらくて、出かけるのはどうしようかなと思っても、出かけてみると案外大丈夫だったりします。

眠気はつらい時と、あまり感じない時があります。眠気がひどい時は目を開けていられません。つらい時は布団に入っています。布団に入っても、眠れる時もあるし、眠れない時もあります。眠気も、出かけたりすると大丈夫だったりします。

息苦しさは、時々感じることがありますが、普段はほとんど気になることはありません。眠気が強い時は、息苦しさも強いように感じます。

特別、原因や対策などは、あれこれ考えず、その時の気分や体調に合わせて過ごしています。仕事は辞めずに、週2日、出勤しています。

症状をあまり気にしなくなった理由らしきこと

3~4年通った精神科のデイケアでたまった本や紙類を処分したくて断捨離を始めました。身の回りに無駄なものが溢れている事に気が付きました。処分した結果、無駄なものに囲まれていると、ものすごく息苦しく、ストレスが溜まることに気が付きました。物だけでなく、人間関係の無駄も捨てようと思い、終活(エンディングノートを書くこと)を始めました。

終活を始めてみると、自分にとっていちばん大切なことが少しずつ見えてきました。自分にとって本当に大切な人は誰なのか、自分はどうしたいのか。そして、自分の思うように生きるために、他人に依存しない生き方を目指すようになりました。その結果、「やりたい事を、やりたい時に、やりたいようにやる」ことが少しずつできるようになってきました。

結局、今の自分があるのは、誰の責任でもなく、いろいろな場面で自分自身が決断した結果だと納得できたので、離脱症状も受け入れることができたんだと思います。

心がけている事

「やりたい事を、やりたい時に、やりたいようにやる」

日によって、また、1日の中でも時々刻々と体調が変化し、気分も変わるので、その時々で、できる事・やりたい事をやる様にしています。先の予定はなるべく決めず、やらなくちゃいけないという「義務感」で行動しない様にしています。

「話の通じる人と話す」

人それぞれ、関心を持っている事が違います。自分と相手とが共通して関心のある話をすると、話が通じ、盛り上がって楽しいです。ひとりでも話の通じる人がいると、他に話の通じない人がいてもテキトーに付き合えるようになります。但し、話が通じる事と、こころが通じる事とは、全く違うことなので、それは勘違いしないよう気をつけています。

「あいさつ」

以前、あいさつについてのブログを書きました。

sayonarabenzo.hatenablog.com

あれから数ヶ月、私が目の前にいても、無言で出かけていった夫が、最近、ベランダで洗濯物を干している私に、わざわざベランダまでやってきて「行ってきます」と言ってくれて、本当にうれしかったです。自分が変われば、相手も変わるのだと、実感した出来事でした。

家族・会社の人・近所の人など、あまり付き合いたくないような人がいても、あいさつはするようにしています。なるべく明るく大きな声ですると、自分も気分がいいです。あいさつをするだけでずいぶん居心地が良くなり、自分の居場所ができるように感じます。

今の関心事と楽しい事

「政治」

新聞を読むようになって、いろいろなニュースを見聞きするうちに「どうして『国』というものができたんだろう」「『国』って本当に必要なんだろうか」と、疑問に思うようになりました。今は、本などを読んで、勉強しています。

「物作り」

文章を書くのが好きなので、ブログを書いています。会社では、勉強をさせてもらいながら、WEBサイトの製作に参加させてもらっています。知らなかった事を知ったり、できなかった事ができるようになるのは、とても楽しいです。

最後に

この先どうなるかは誰にもわからないけれど、毎日を大切にして、これからの人生を自分のために楽しく生きたいと思っています。

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